【 日付 】2018年1月20日(土)
【 山域 】湖北
【メンバー】単独
【 天 候 】くもりのちあられのち雪のち雨のちくもり
【 ルート】菅並六所神社7:00---9:05東妙理山---9:30休憩10:15---10:25妙理山への分岐---10:35妙理山---10:50分岐---13:10七々頭ヶ岳13:25---14:25七々頭ヶ岳登山口---15:20菅並六所神社
妙理山は、2009年と2012年にスノー衆で企画された山。
2回とも、参加できなかった。
仏法の言葉らしい独特な名前の響きもあって、それ以来気になってきた山。
先週に続き、琵琶湖の北の山に登る。
6時40分ごろ菅並に着く。
道路は完全に除雪されていて全く雪はない。
7時ごろ六所神社の奥から斜面に取付く。
急登かつ斜面の雪が薄く弱く、踏ん張り難く、登り辛い。
登るにつれだんだん雪が丈夫になってきたが、急登は続く。
傾斜が緩むとともに雪が硬くなってきた。
スノーシューは全く沈まない。
新雪に沈む面白さは無いが、長距離を歩くにはこの方が楽でいい。
獣の足跡がところどころ続いていた。
その中に少し大きい丸い足跡があった。
念のために熊除けの鐘を出して鳴らしながら歩く。
空は曇っている。
まわりの山は見えるが、遠くの山ははっきりしない。
天気予報は晴れマークだったはずだが…。
雲間に少し青空が見える。
晴れてきてまわりの山の景色をはっきり見たいと思いながら歩く。
右手には大きな山が二つ見える。
安蔵山と横山岳だろうか?
二つの山の間の奥には、ひと際白く高い山が見える。
左手には下山予定の七々頭ヶ岳への稜線が見える。
あんな遠いところまで行けるのだろうか?
- 尾根の東側の山並
右手の下には時々、高時川が見える。
ダムに沈んでしまうはずだったが、ダム建設は中止になった。
ブナの木が増えて来た。
背の高い真っ直ぐに伸びた木が多い。
ヤドリギがたくさん付いた木もある。
台風の影響なのだろうか、倒れたばかりの倒木がやたら目に付く。
419標高点は気が付いたら通り過ぎていた。
左に湾曲した前方にピークが二つ見えている。
手前が746.7mピークだろう。点標名、妙理の東妙理山。
なかなか着かないが気持ちよく歩けるので気にならない。
- ブナ林
東妙理山に着いても、曇っている。
ほんの少し、青空が見えたが、また曇った。
どうせなら山頂で晴れてほしい。
少し早いが、朝も早かったことだし、休憩して晴れるのを待とうと思う。
東妙理山を少し越したところで食事。
- 東妙理山山頂
- 集落が見える
45分休憩しても晴れてこないどころか、だんだん、さらに曇って、とうとう氷の粒が降って来た。
早目の休憩は結果的にはよかったのだけど、天気はどんどん悪くなる。
雪に変わり、妙理山に着いたころには小雨になった。
ガスまで立ち込めて来た。
- ブナ林
- 妙理山山頂
稜線はずっとブナ林で気持ちがいい。
晴れていたら最高なのだが仕方がない。
また来よう。
下山は、来た道を帰るか迷うが、時間もあるので、予定通り七々頭ヶ岳経由を選択。
来た道と違って、ブナが少ない。
半分以上植林。
かつ、稜線が真っ直ぐではなく、微妙にくねくねしている。
地図とGPSとで確認しながら進む。
ずっと小雨。植林の下を通っているのでそれほど気にならない。
風がほとんど無かったので、濡れてもほとんど寒くない。
雨のせいか?気温が上がったのか、上りにくらべてスノーシューが少しだけ沈む。
雨よりも、こちらの方が気になる。疲れる。
いままで、ずっとトレースも無く、誰にも会わなかったが、七々頭ヶ岳の登りにかかったら、スノーシューの跡が複数付いていた。
山頂、西林寺に着いたら、大阪から来られた5人のパーティーが休憩されていた。
後から分かったが、その前にヤブメンもここを歩いたらしい。
- 西林寺 (七々頭ヶ岳山頂)
七々頭ヶ岳の山頂の南に大ブナがあるらしいので確認した。
それらしい木が2本あったが、なんてことはない。
妙理山の東尾根で見たブナの方が、もっと立派なのが何本もあった。
登り返すのも面倒なので、そのまま下山。
そのかわり県道を六所神社まで歩くことに。
意外に時間が掛かり、1時間ほど歩く。
クロオ