【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

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展開ビュー トピックのレビュー: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by わりばし » 2018年1月22日(月) 06:06


おはようございます、Kasayaさん。

 御池杣人さんが最初に自費出版した「幻の池を求めて」を年末に運よく購入でき、杣人さんの御池三部作がそろった。杣人さんは御池が笹ヤブにおおわれていた頃に御池岳と周辺に住む人々とのつながりを解き明かそうとしたヤブコギネットの大先輩だ。読み直すと人を寄せ付けない奥の平に対する思いが伝わってくる。大君ヶ畑の言い伝えではお花池と幸助の池は奥の平にあると言われているものの当時は熊笹の海で安易に立ち寄れるところではなかった。それが雪におおわれるとドリーネが作るここにしかない幻想的な世界を見せてくれる。杣人さんもこのギャップにやられたのだろう。

本の入手おめでとうございます。よく手に入りましたね。私も数年前ネットの古本で見つけて購入。ワクワクさせられるとともに御池に引き寄せられる大きな要因となった本です。

御池ブームの火付け役となった本ですね。
ヤブコギネットの一面を象徴する登り方のように思います。

 林道入口の雪の山は無くなり積雪のある古いわだちが続いている。適当な駐車地もないので、行けるところまで行ってみる。スリップをし始めたので、方向転換し広くなった植林に駐車する。

どこまで車で行くかは経験が必要なようです。私は無理にここを突っ込んで大失敗しました。

一人だと気を使います。
Kasayaさんも以前苦労されていましたね。
最近はkandoさんにならってスコップは常備しています。 :mrgreen:


見ると左のヒールのバンドが留め金の位置で切れている。バンドの位置をずらして取り合えず装着したが、ヒール側も経年劣化とは・・確認したのに。

ライトニングとはベンドは材質が異なるでしょうか。ライトニングでもいずれ起こるかな。要注意ですね

ライトニングと材質は同じだと思います。
外見上は問題なかったのですが、突然です。
私の場合は8年目でしたが・・
:lol:

しばらくしてテーブルランドに11時前に着いた。雪の状態がいいとは言い難いがこのコースは早い。取り付きからここまで、雪の吹き溜まり地帯は無いので時間が読みやすい。藤原簡易パーキング―木和田尾―白船峠―真ノ谷―奥の平コースでは、雪の状態が良くてもこの時間には着かないので、奥の平への最短コースと言えるだろう。

 確かにこのコースは近いでしょうね。距離にかかわらず一度こちらから取り付いてみたいものです。

前半は林道歩きなので時間が読めるのと吹き溜まり地帯が無いのが大きいです。

ボタン岩の東にある青のドリーネに向かう。御池岳のおへそみたいな大きなドリーネで、胎児を包み込む母のような神秘的な美しさがある。いつもならヤブのくぼみでしかない場所がこれほどまでにかわるのかと思ってしまう。2月ごろにこのドリーネ
が青く見えることから杣人さんが命名した。以前この先のドリーネが1月に青く見えたことがあるので、運がよければ光の反射の具合で見られるかもしれない。

12月に登った時にここが青くなっているのを見たことがあるという人と御池で話しをしました。3時過ぎになっていたとかで下山を考えるとなかなか厳しい時間です。

日の陰り方や方向によるみたいです。
以前私が見たときは時間は早かったのですが曇天で太陽の光が弱い状態でした。

青のドリーネ
青のドリーネ
 人っ子ひとりいない新雪の奥の平は気持ちいいし美しい。

御池岳一人締め。良いですねえ

これはラッキーでした。

IMG_2396.jpg

 今回の収穫は、雪の奥の平への最短ルートが確保出来たことと青のドリーネにひたれたことだろう。スノーシューは便利だが、部品が壊れると厄介だ、ゴムの経年劣化には皆さんも気をつけてね。

 最後までバンドに悩まされたようですが雪の御池岳はいいですねえ。
今年も行かなくては。

Kasayaさんと言えば御池ですからね。
これからが本番です。
青いドリーネが見れますように。


Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by Kasaya » 2018年1月21日(日) 22:39

わりばしさん こんばんは

 御池杣人さんが最初に自費出版した「幻の池を求めて」を年末に運よく購入でき、杣人さんの御池三部作がそろった。杣人さんは御池が笹ヤブにおおわれていた頃に御池岳と周辺に住む人々とのつながりを解き明かそうとしたヤブコギネットの大先輩だ。読み直すと人を寄せ付けない奥の平に対する思いが伝わってくる。大君ヶ畑の言い伝えではお花池と幸助の池は奥の平にあると言われているものの当時は熊笹の海で安易に立ち寄れるところではなかった。それが雪におおわれるとドリーネが作るここにしかない幻想的な世界を見せてくれる。杣人さんもこのギャップにやられたのだろう。
本の入手おめでとうございます。よく手に入りましたね。私も数年前ネットの古本で見つけて購入。ワクワクさせられるとともに御池に引き寄せられる大きな要因となった本です。

 林道入口の雪の山は無くなり積雪のある古いわだちが続いている。適当な駐車地もないので、行けるところまで行ってみる。スリップをし始めたので、方向転換し広くなった植林に駐車する。
どこまで車で行くかは経験が必要なようです。私は無理にここを突っ込んで大失敗しました。

見ると左のヒールのバンドが留め金の位置で切れている。バンドの位置をずらして取り合えず装着したが、ヒール側も経年劣化とは・・確認したのに。
ライトニングとはベンドは材質が異なるでしょうか。ライトニングでもいずれ起こるかな。要注意ですね

しばらくしてテーブルランドに11時前に着いた。雪の状態がいいとは言い難いがこのコースは早い。取り付きからここまで、雪の吹き溜まり地帯は無いので時間が読みやすい。藤原簡易パーキング―木和田尾―白船峠―真ノ谷―奥の平コースでは、雪の状態が良くてもこの時間には着かないので、奥の平への最短コースと言えるだろう。

 確かにこのコースは近いでしょうね。距離にかかわらず一度こちらから取り付いてみたいものです。

ボタン岩の東にある青のドリーネに向かう。御池岳のおへそみたいな大きなドリーネで、胎児を包み込む母のような神秘的な美しさがある。いつもならヤブのくぼみでしかない場所がこれほどまでにかわるのかと思ってしまう。2月ごろにこのドリーネ
が青く見えることから杣人さんが命名した。以前この先のドリーネが1月に青く見えたことがあるので、運がよければ光の反射の具合で見られるかもしれない。


12月に登った時にここが青くなっているのを見たことがあるという人と御池で話しをしました。3時過ぎになっていたとかで下山を考えるとなかなか厳しい時間です。
 人っ子ひとりいない新雪の奥の平は気持ちいいし美しい。
御池岳一人締め。良いですねえ


 今回の収穫は、雪の奥の平への最短ルートが確保出来たことと青のドリーネにひたれたことだろう。スノーシューは便利だが、部品が壊れると厄介だ、ゴムの経年劣化には皆さんも気をつけてね。

 最後までバンドに悩まされたようですが雪の御池岳はいいですねえ。
今年も行かなくては。
kasaya

Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by わりばし » 2018年1月21日(日) 06:35

宮指路さん、おはようございます。
御在所山の家のハヤシライスのコメントをしたわりばしです。

 
御池の奥の平を目指そう。いつもは藤原簡易パーキングから歩くのだが、なにせ雪の状態で大きく左右されるコースだけにたどり着けないリスクも多い。そこで、今回は君ヶ畑から登ることにした。
木和田尾からなら私なら4時間くらいかかります。わりばしさんなら3時間くらいで行けますね。
君ヶ畑~小俣川経由ではこの時期除雪のリスクがありますので足が遠のきます。
ゴムバンドの寿命は3年くらいでしょうか?使った回数にもよりますね?

私の場合は白船峠を10時半ごろまでに通過するというのを木和田尾からの場合は決めています。
君ヶ畑から取り付きまでは林道なので時間も読みやすいですからね。
調べてみると8年目でした。
何の前触れもなく突然壊れるのには驚きました。

T字尾根も時折、狭い岩場の通過があるので緊張させられます。

雪が付いているので、それ程でもなかったです。
テーブルランドに着くとなぜか霧氷がない、丸山方面は付いている。気温は問題ないので奥の平には湿った風が吹かなかったようだ。
この日は比較的暖かかったようで霧氷はなかったですね。
実はこの日306号線~右岸尾根を登ったのですが7合目の上から丸山方面を眺めても霧氷がさっぱり付いていなかったので、そこで引き返しました。

丸山の上のほうだけだったのかな?

青のドリーネ
青のドリーネ

青のドリーネは素晴らしい感じでしたね。これだけでも来た甲斐があったというものです。
私も上まで登れば良かった。

雪のドリーネって不思議な魅力があります。
御池の奥の平でしか見られないですし。

青のドリーネ
青のドリーネ

今回はバンドのトラブルで苦労しましたね。こういうことも考えて予備のバンドも携帯しておいた方が良いかもしれません。

そうですね。5年ぐらいしたら買います。
ただ、デナリが残っているかは微妙な感じが‥ :mrgreen:

私も以前デナリを使っていて、片足だけトラブルが発生したので同じように片足スノーシューで下りたことがあります。
この状況で下りはやはり厳しいでしょうね。

やっぱり歩きにくいですし。
今回の場合ピストンするしかなかったです。
                                                         

Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by わりばし » 2018年1月19日(金) 05:50

おはようございます、グーさん。

氷瀑を融かす雨と気温ですね。
御池はまだしばらくご無沙汰になる台高専のグーです。

氷瀑も大きくなっているといいのですね。
年末はまだ早そうでしたね。
御池は青のドリーネが見られる2月にお越しください。

スノーシューをつけようとしたら甲側の取り付けバンドが6本ともすべてポキポキと折れてしまい万事休す。
左のヒールのバンドが留め金の位置で切れている。そして、右のヒール側のバンドが真っ二つに切れて万事休す。


見事にすべてのバンドを最後まで使い切りましたか。
甲のバンドが経年劣化なら、ヒールのバンドも同時に交換と思わなかったの?

ヒールのバンドは外見上は無傷だったんです。
切れてから同時交換しておけばと思いました。
ハハハ・・・ :mrgreen:


これで、デナリのすべてのバンドを取り換えたのでライトニングアッセントへの道は遠のいた感じがする。

なんとまあ、登坂をまだ力任せに汗をかきながら登るつもりですか。わりばしさんらしいや。

デナリとライトニングアッセントは上る構造が違って
デナリはつま先部分の爪が大きくキックステップでの上り方に適しています。
デナリの上り方は嫌いじゃないんですよね。 :lol:


1/27or28はわりばしさんの追っかけで六右衛門さんと塩竈浜・米子浜の計画です。
スノー衆パート2でわりばしさんの雄姿は見られませんが、パート3・4でよろしくです。

パート2はお会いできませんか、それは残念。
次回よろしくお願いします。

米子浜集落跡はじっくり見てきてください。
水瓶2、炭焼窯跡3、炉1+αです。
  
青のドリーネ
青のドリーネ
   

Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by 宮指路 » 2018年1月18日(木) 10:48

わりばしさん、おはようございます。

 
御池の奥の平を目指そう。いつもは藤原簡易パーキングから歩くのだが、なにせ雪の状態で大きく左右されるコースだけにたどり着けないリスクも多い。そこで、今回は君ヶ畑から登ることにした。
木和田尾からなら私なら4時間くらいかかります。わりばしさんなら3時間くらいで行けますね。
君ヶ畑~小俣川経由ではこの時期除雪のリスクがありますので足が遠のきます。
ゴムバンドの寿命は3年くらいでしょうか?使った回数にもよりますね?

T字尾根も時折、狭い岩場の通過があるので緊張させられます。
 
  
テーブルランドに着くとなぜか霧氷がない、丸山方面は付いている。気温は問題ないので奥の平には湿った風が吹かなかったようだ。
この日は比較的暖かかったようで霧氷はなかったですね。
実はこの日306号線~右岸尾根を登ったのですが7合目の上から丸山方面を眺めても霧氷がさっぱり付いていなかったので、そこで引き返しました。

青のドリーネは素晴らしい感じでしたね。これだけでも来た甲斐があったというものです。
私も上まで登れば良かった。

今回はバンドのトラブルで苦労しましたね。こういうことも考えて予備のバンドも携帯しておいた方が良いかもしれません。

私も以前デナリを使っていて、片足だけトラブルが発生したので同じように片足スノーシューで下りたことがあります。
この状況で下りはやはり厳しいでしょうね。
お疲れさまでした。

                                                           宮指路
 
 

Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by わりばし » 2018年1月18日(木) 06:26

おはおうございます、kandoさん。

【日 付】2018年1月14日(日)【コース】駐車場7:40---8:25林道---10:50奥の平12:00---13:55林道---14:40駐車地

うわ~しまった。選択を誤りました。この日3度目のチャレンジも考えましたが、その後の積雪で林道入り口に集落の除雪の雪が
うずたかく積まれて入るどころか、駐車スペースもなくなっているのではないかと自己判断して桧塚奥峰へ転進してしまいました。
あ~実行していれば、やぶこぎ屈指のブルドーザーの後を楽ちんに登頂成功間違いなしだったのに!!
あ、でも7:40出発ということは私がブルドーザーの露払い役になっていましたか。それは困ります。


奥峰は霧氷できれいだったようですね。
kandoさんに初めてお会いしたのも奥峰でした。

 御池の奥の平を目指そう。いつもは藤原簡易パーキングから歩くのだが、今回は君ヶ畑から登ることにした。

下から真っ白なテーブルランドを見上げる景色を眺めようと思うとこちら側からが一番です。


自然林の森とテーブルランドの眺望がこのコースの売りですね。

 君ヶ畑までは除雪されているので問題はない。4日に来た時には林道入口に雪の山が作られておりノエビア研究所に駐車した。

そのすぐ先に黄色の柵が二つ置いてあったと思いますが、12月30日の時はそこから200mくらい先まで入れ、1月7日の時は
その柵のところで除雪の土手で阻まれました。その後の積雪で集落の外れに除雪の雪の山ができ、付近に駐車スペースも
ないのではないかと思いました。

確かにそうですね。4日の時は駐車地確保に苦労しました。
これからは大雪が降らない限りどうにかなりそうです。

 林道入口の雪の山は無くなり積雪のある古いわだちが続いている。方向転換し広くなった植林に駐車する。車が通ってから積雪がけっこうあったようで、わだちが深くなっておりここから歩く。

轍があると助かりますね。

気分的に楽です。
一人じゃなかったらそのまま突っ込んでいました。
:mrgreen:

 わだちは天狗堂東尾根を回り込んだところにある御池林道駐車場まで続いていた。

ここまで轍がありましたか。あ~転進しなければよかった。

これは、私も想定外でした。

 P978の手前で古いふみ跡は消え、御池の白いテーブルランドが青空にはえてきれいに見える。

これはP878ですね。このあたりからところどころでテーブルランドが見えますね。テンションが上がります。

自然と気分が浮き立ってきますね。

 P918をすぎると風が出てきて雪庇も発達している。コルをすぎ尾根が細くなるが問題なく進む。

この雪庇の発達した細尾根を軽々と進まれますね。さすがベテランです。


スノー衆のおかげです。
kandoさんも日が合えば参加してくださいな。

 しばらくしてテーブルランドに11時前に着いた。雪の状態がいいとは言い難いがこのコースは早い。奥の平への最短コースと言えるだろう。

P987の手前の展望が開けたところで力尽きました。ここが最短コースでしょうか。山日和さん御用達の土倉岳南尾根を使うのが
最短コースと思い、実行していればこのコースでした。

植林を使って高度を上げた方が楽だとは思いますが、雪の状態にもよるのでしょうね。

ドリーネが青く見えることから杣人さんが命名した。以前この先のドリーネが1月に青く見えたことがあるので、運がよければ光の反射の具合で見られるかもしれない。

名前の通り青く見えることがあるのですね。私はテーブルランドの地上も木々も全て真っ白な世界を見たいのです。
この光景をある人から教えていただいたのですが、「白皚」さらに強調して「白皚皚」というのだそうです。


昔見たこの光景見たさに登っています。


 人っ子ひとりいない新雪の奥の平は気持ちいいし美しい。

貸し切りだったのですね。うらやましい限りです。

意外にもだれもいなかったですね、丸山方面からも人の気配はなかったです。

ここで再びバンドの違う場所が切れ、左のスノーシューが脱げる。こんな所でのツボ足はしんどいので悪戦苦闘しながら修復。半分ぐらいになったヒールのバンドを使い登山靴を前にずらす方法でどうにかスノーシューを装着。ただ、プラスチック部分に登山靴の前が当たっている状態なので、妙な力の入れ方をするとスノーシューを壊しそうだ。

ベテランとはいえ雪山に必須の道具に投資を怠ってはいけないのでは。 :mrgreen:

ヒビも無かったので大丈夫かと? :lol:

 T字尾根を下る。グズグズの雪に積もった微妙な新雪で滑ることなんのって。木をつかみブレーキをかけながら下る。

スノーシューに不安を抱えてよくこんな急斜面を降りられますね。経験のなせる業です。
 
それにしてもよく滑りました。

 今回の収穫は、雪の奥の平への最短ルートが確保出来たことと青のドリーネにひたれたことだろう。

うらやましさ2倍、2倍!!。 :mrgreen:

ありがとうございます。
また、どこかの雪山でお会いしましょう。

添付ファイル
山ノ神の祠
山ノ神の祠
青い隣のドリーネ(昔)
青い隣のドリーネ(昔)
白皚のドリーネ(昔)
白皚のドリーネ(昔)

Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by グー(伊勢山上住人) » 2018年1月17日(水) 22:36

20180113-34.jpg

わりばしさん、こんばんは。氷瀑を融かす雨と気温ですね。
御池はまだしばらくご無沙汰になる台高専のグーです。

スノーシューをつけようとしたら甲側の取り付けバンドが6本ともすべてポキポキと折れてしまい万事休す。
左のヒールのバンドが留め金の位置で切れている。そして、右のヒール側のバンドが真っ二つに切れて万事休す。


見事にすべてのバンドを最後まで使い切りましたか。
甲のバンドが経年劣化なら、ヒールのバンドも同時に交換と思わなかったの?

これで、デナリのすべてのバンドを取り換えたのでライトニングアッセントへの道は遠のいた感じがする。

なんとまあ、登坂をまだ力任せに汗をかきながら登るつもりですか。わりばしさんらしいや。

1/27or28はわりばしさんの追っかけで六右衛門さんと塩竈浜・米子浜の計画です。
スノー衆パート2でわりばしさんの雄姿は見られませんが、パート3・4でよろしくです。


                     グー(伊勢山上住人)

Re: 【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by kando1945 » 2018年1月17日(水) 08:59

わりばし さんおはようございます。

【日 付】2018年1月14日(日)【コース】駐車場7:40---8:25林道---10:50奥の平12:00---13:55林道---14:40駐車地

うわ~しまった。選択を誤りました。この日3度目のチャレンジも考えましたが、その後の積雪で林道入り口に集落の除雪の雪が
うずたかく積まれて入るどころか、駐車スペースもなくなっているのではないかと自己判断して桧塚奥峰へ転進してしまいました。
あ~実行していれば、やぶこぎ屈指のブルドーザーの後を楽ちんに登頂成功間違いなしだったのに!!
あ、でも7:40出発ということは私がブルドーザーの露払い役になっていましたか。それは困ります。

 御池の奥の平を目指そう。いつもは藤原簡易パーキングから歩くのだが、今回は君ヶ畑から登ることにした。

下から真っ白なテーブルランドを見上げる景色を眺めようと思うとこちら側からが一番です。

 君ヶ畑までは除雪されているので問題はない。4日に来た時には林道入口に雪の山が作られておりノエビア研究所に駐車した。

そのすぐ先に黄色の柵が二つ置いてあったと思いますが、12月30日の時はそこから200mくらい先まで入れ、1月7日の時は
その柵のところで除雪の土手で阻まれました。その後の積雪で集落の外れに除雪の雪の山ができ、付近に駐車スペースも
ないのではないかと思いました。

 林道入口の雪の山は無くなり積雪のある古いわだちが続いている。方向転換し広くなった植林に駐車する。車が通ってから積雪がけっこうあったようで、わだちが深くなっておりここから歩く。

轍があると助かりますね。

 わだちは天狗堂東尾根を回り込んだところにある御池林道駐車場まで続いていた。

ここまで轍がありましたか。あ~転進しなければよかった。

 P978の手前で古いふみ跡は消え、御池の白いテーブルランドが青空にはえてきれいに見える。

これはP878ですね。このあたりからところどころでテーブルランドが見えますね。テンションが上がります。

 P918をすぎると風が出てきて雪庇も発達している。コルをすぎ尾根が細くなるが問題なく進む。

この雪庇の発達した細尾根を軽々と進まれますね。さすがベテランです。

 しばらくしてテーブルランドに11時前に着いた。雪の状態がいいとは言い難いがこのコースは早い。奥の平への最短コースと言えるだろう。

P987の手前の展望が開けたところで力尽きました。ここが最短コースでしょうか。山日和さん御用達の土倉岳南尾根を使うのが
最短コースと思い、実行していればこのコースでした。

ドリーネが青く見えることから杣人さんが命名した。以前この先のドリーネが1月に青く見えたことがあるので、運がよければ光の反射の具合で見られるかもしれない。

名前の通り青く見えることがあるのですね。私はテーブルランドの地上も木々も全て真っ白な世界を見たいのです。
この光景をある人から教えていただいたのですが、「白皚」さらに強調して「白皚皚」というのだそうです。


 人っ子ひとりいない新雪の奥の平は気持ちいいし美しい。

貸し切りだったのですね。うらやましい限りです。

ここで再びバンドの違う場所が切れ、左のスノーシューが脱げる。こんな所でのツボ足はしんどいので悪戦苦闘しながら修復。半分ぐらいになったヒールのバンドを使い登山靴を前にずらす方法でどうにかスノーシューを装着。ただ、プラスチック部分に登山靴の前が当たっている状態なので、妙な力の入れ方をするとスノーシューを壊しそうだ。

ベテランとはいえ雪山に必須の道具に投資を怠ってはいけないのでは。 :mrgreen:

 T字尾根を下る。グズグズの雪に積もった微妙な新雪で滑ることなんのって。木をつかみブレーキをかけながら下る。

スノーシューに不安を抱えてよくこんな急斜面を降りられますね。経験のなせる業です。
 
 今回の収穫は、雪の奥の平への最短ルートが確保出来たことと青のドリーネにひたれたことだろう。

うらやましさ2倍、2倍!!。 :mrgreen:

【鈴鹿】御池杣人さんの青のドリーネをたずねて 御池岳奥の平

by わりばし » 2018年1月17日(水) 06:53

【日 付】2018年1月14日(日)
【山 域】鈴鹿
【コース】駐車場7:40---8:25林道---10:50奥の平12:00---13:55林道---14:40駐車地
【メンバー】単独

 御池杣人さんが最初に自費出版した「幻の池を求めて」を年末に運よく購入でき、杣人さんの御池三部作がそろった。杣人さんは御池が笹ヤブにおおわれていた頃に御池岳と周辺に住む人々とのつながりを解き明かそうとしたヤブコギネットの大先輩だ。読み直すと人を寄せ付けない奥の平に対する思いが伝わってくる。大君ヶ畑の言い伝えではお花池と幸助の池は奥の平にあると言われているものの当時は熊笹の海で安易に立ち寄れるところではなかった。それが雪におおわれるとドリーネが作るここにしかない幻想的な世界を見せてくれる。杣人さんもこのギャップにやられたのだろう。

 御池の奥の平を目指そう。いつもは藤原簡易パーキングから歩くのだが、なにせ雪の状態で大きく左右されるコースだけにたどり着けないリスクも多い。そこで、今回は君ヶ畑から登ることにした。

 石榑トンネルが開通したので君ヶ畑も近くなった。君ヶ畑までは除雪されているので問題はない。4日に来た時には林道入口に雪の山が作られておりノエビア研究所に駐車した。この日は最高の日だったのだが、スノーシューをつけようとしたら甲側の取り付けバンドが6本ともすべてポキポキと折れてしまい万事休す。ゴムの経年劣化だろうが、これだけ一度に壊れるとは思ってもみなかった。ということで今回は二度目のチャレンジになる。

 林道入口の雪の山は無くなり積雪のある古いわだちが続いている。適当な駐車地もないので、行けるところまで行ってみる。スリップをし始めたので、方向転換し広くなった植林に駐車する。車が通ってから積雪がけっこうあったようで、わだちが深くなっておりここから歩く。天狗堂の分岐をすぎたところにある山ノ神の祠の屋根にも雪が高く積みあがっていた。

 わだちは天狗堂東尾根を回り込んだところにある御池林道駐車場まで続いていた。林道をT字尾根の取り付きまで歩き、ここでスノーシューをつける。新しいバンドはしっかりしていていい。白い天狗堂を見ながら上ると、古いふみ跡のようなのが時たま顔を出す。P879手前で左のスノーシューが自然に脱げる。見ると左のヒールのバンドが留め金の位置で切れている。バンドの位置をずらして取り合えず装着したが、ヒール側も経年劣化とは・・確認したのに。

 P978の手前で古いふみ跡は消え、御池の白いテーブルランドが青空にはえてきれいに見える。ゆるく固まった雪の上に新雪が積もった状態で、急斜面でなければスノーシューで問題ない。ふかふかの雪を踏みしめながら御池に見つめられながら歩く。P918をすぎると風が出てきて雪庇も発達している。コルをすぎ尾根が細くなるが問題なく進む。ただ、急斜面の下りなどでは固まりきっていない雪に新雪が積もりめんどうだ。

 青空にとける霧氷の尾根にはげまされながら上る。尾根が広くなり斜面が急になるとグズグズの雪ですべってしまうので、苦労しながら木をつかんで上る。しばらくしてテーブルランドに11時前に着いた。雪の状態がいいとは言い難いがこのコースは早い。取り付きからここまで、雪の吹き溜まり地帯は無いので時間が読みやすい。藤原簡易パーキング―木和田尾―白船峠―真ノ谷―奥の平コースでは、雪の状態が良くてもこの時間には着かないので、奥の平への最短コースと言えるだろう。

 テーブルランドに着くとなぜか霧氷がない、丸山方面は付いている。気温は問題ないので奥の平には湿った風が吹かなかったようだ。ボタン岩方面は琵琶湖をはさんで湖西の山々まで見える。ボタン岩の東にある青のドリーネに向かう。御池岳のおへそみたいな大きなドリーネで、胎児を包み込む母のような神秘的な美しさがある。いつもならヤブのくぼみでしかない場所がこれほどまでにかわるのかと思ってしまう。2月ごろにこのドリーネ
が青く見えることから杣人さんが命名した。以前この先のドリーネが1月に青く見えたことがあるので、運がよければ光の反射の具合で見られるかもしれない。


 人っ子ひとりいない新雪の奥の平は気持ちいいし美しい。幸助の池は雪におおわれただのくぼちになっていた。ここで再びバンドの違う場所が切れ、左のスノーシューが脱げる。こんな所でのツボ足はしんどいので悪戦苦闘しながら修復。半分ぐらいになったヒールのバンドを使い登山靴を前にずらす方法でどうにかスノーシューを装着。ただ、プラスチック部分に登山靴の前が当たっている状態なので、妙な力の入れ方をするとスノーシューを壊しそうだ。

 ボタンブチに立ち寄り来た道をもどる。当初はノタノ坂の周回を考えていたが、スノーシューがこの状態では素直に戻った方がいいだろう。帰り際にも青のドリーネを堪能して
T字尾根を下る。グズグズの雪に積もった微妙な新雪で滑ることなんのって。木をつかみブレーキをかけながら下る。

 キックステップでしか上れない斜面を上っていると左のスノーシューが元の位置にもどらなくなったので、ここで左だけ脱ぐ。右足にスノーシュー左足はツボ足という奇妙な歩き方だが、スノーシューがないよりかはましだ。左は普通に歩けるのに右足だけ雪にはまり込むなんてのを繰り返しながら歩いていると、途中でバランスをくずし右足に力が入った。そして、右のヒール側のバンドが真っ二つに切れて万事休す。スノーシューを担いでツボ足で下る。T字尾根も半分以上きていたのでそのまま下った。

 今回の収穫は、雪の奥の平への最短ルートが確保出来たことと青のドリーネにひたれたことだろう。スノーシューは便利だが、部品が壊れると厄介だ、ゴムの経年劣化には皆さんも気をつけてね。

 これで、デナリのすべてのバンドを取り換えたのでライトニングアッセントへの道は遠のいた感じがする。

 
添付ファイル
ボタンブチ
ボタンブチ
IMG_2358.jpg
青のドリーネ
青のドリーネ
ボタン岩方面
ボタン岩方面
IMG_2323.jpg

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