雪の御池岳は遠いけど、今日みたいな好条件下で歩けるなら頑張ってしまうようだ。
- 文句なしの青空と霧氷。
【日付】 2018年1月7日(日)
【山域】 鈴鹿・御池岳界隈
【メンバー】 単独
【天候】 快晴
【ルート】 大君ヶ畑路側駐車地 6:50 - 鞍掛橋 7:30 - 鞍掛尾根 9:20 - 鈴北岳 10:00 - 御池岳 10:50 - 鈴北岳 11:30 - 駐車地 13:30
7時前の大君ヶ畑集落外れの除雪終了地点には既に3台の車。
通行止め看板の奥に2台のステーションワゴン系と、看板の手前にはエクストレイル。
更にその手前に停めた頃に、奥の1台の主がスタート。
後で判ったことだが、この人は守山から訪れていた、スパイク長靴とアルミワカン装着の単独男性。
次いでスタートされたのはエクストレイルの男女ペアで、背中にスノーシューを担いでいる。
3番手は奥のインプレッサの単独男性で、この方もライトニング系のスノーシューを担いで。
雪道走行遊びでもあるのだろうか、この国道には大抵の場合、深い轍が残されている。
余程の地上最低高と強力4WDでもなければ入れないとは思うけど。
結構広い轍があるものの、その中は歩き難いし、轍と轍の間は少し押されて締まっているのか少しはましなようで、そこを進む。
既に4人が通過しているのに沈むので、手持ちでスタートしたスノーシューを履くことに。
国道であろうが林道であろうが、雪があって少しでも楽が出来るのなら、道具に頼ってしまうのも悪くない。
鞍掛橋の手前で男女ペアの背中が見えてきて、その少し前にライトニング系の単独男性も見えている。
- 深い轍。左手奥が鞍掛橋。
アルミ梯子もスノーシューのままで登って暫く進むと、この2組もスノーシューを履くようで、先行させて貰う。
登山口を通過してもワカンの足跡はクッキリと残っていて、先行者は遂に1人だけになったようだ。
取り付きからジグを切って上手に登られていることから、このコースのことを良く知っているのだろう。
有り難くトレースを辿らせて貰っていたら、最初の鉄塔よりもかなり下で追い付いてしまう。
トレースのお礼を言いつつ少し話したのが先のエピソードの元。
まるで締まっていない雪に苦労されているようで、少し先に進ませて貰うと、一度だけ先頭を交代してくれたけど、その後はノートレースの雪面歩きに。
いつの間にか男女ペアが直下に見えており、順番が入れ替わったよう。
それでも鞍掛尾根に出合う広場にはほぼ同時に到着して、アミノバイタルゼリーの補給とウインドブレーカーを着ている間に男女ペアが先行。
『此処まで頑張り過ぎたので、2人でしっかり踏んで楽をさせて下さい。』
そうは言ったものの、先頭で写真を撮りたいので、また前に行かせて貰う。
でも、このお二方は結構強くてピッタリと付いて来られ、鈴北岳へもほぼ同時に到着。
少し降ったところで2手に分かれることになるが、雪がたっぷりで何処でも歩けてしまうので、コースに拘ることは無さそうだ。
息を整えつつ何枚も写真を撮りながら進んでいるので、山頂到着は少し遅れを取った感じ。
山頂直下でいきなり2人分のスノーシュー跡が現れて、少し奥の平方面に進まれて戻って来たタイミングで遭遇。
『他には誰も居ませんねえ。』
ピストンで戻って食事をされる由なので、どんなコースで来られたのか確かめるべく、少し遅れて跡を辿らせて貰う。
鈴北岳直下でテーブルを作っているところを見ると、雪山にも精通されているのであろう。
鈴北岳までもう少しのタイミングで県境稜線を登って来た人から声が掛かる。
やはりオレンジヘルメットで判ったそうで、久しぶりにお会いするkasayaさんでした。
途中で会った人と一緒に歩いて来たそうで。
国道を1時間半も歩いてから取り付かれたとか。
こんないい天気なのに少ないですねえなどと話しながら、来週のスノー衆での再会を期してお別れする。
- サングラスをしているので、出してもいいですよね?
今日は青空と霧氷も良かったけど久しぶりに遠望が効いて、直近の霊仙山や伊吹山は言うまでもなく、白山、乗鞍岳、御嶽山も綺麗に見えていた。
恵那山があまり白くなかったのは何か理由があるのだろうか。
帰り道、麓からも御池岳や雨乞岳、綿向山が白く輝いているのが印象的だった。
- 麓から見上げる御池岳方面。
https://photos.app.goo.gl/F7KF21Nt2cAPvU5j1