今日の教訓:除雪されていない林道へFF車で突っ込むべからず!!!
【日付】 2017年12月23日(土)
【山域】 湖北・横山岳界隈
【メンバー】 単独
【天候】 まずまずの晴れで暖かい
【ルート】 国道303号線路側駐車地(P265) 8:00 - P483西で尾根取り付き 9:00 - Ca900(登頂断念)11:35 - 三角点P865.1(阿蘇岳 点名:阿曾谷) 11:45 - P722 12:15 - 駐車地 13:25
少し風邪の症状が出ているので、軽い雪遊びのつもりで選んだ墓谷山。
未踏の山の場合、何処に駐車すればいいのか判らないことが多いが、この山には登山者用の無料駐車場があるらしい。
国道303号線は何度も走ってはいるものの、場所を特定したことはない。
木之本町杉野の農協の前という情報を見つけていたので探してみると、隣に看板の建っている駐車場があったけど除雪されている訳はなく。
入り口付近の雪を除けて停めてしまえば占有することになってしまうし、かと言って奥まで入ろうとすると大変だし。
組合員なので農協の駐車場に停めさせてもらうことも考えたけど、無断ではやはり憚られるしなあ。
国道と林道を隔てる三角地帯も広くて停められそうなんだけど、道路に堂々と置けるほど度胸はないし。
- 登りたかった墓谷山
そう言えば横山岳の駐車場も知らないので偵察してみようかと、網谷林道に入ると民家が切れる地点で除雪は終了。
轍に釣られて進んでみたものの、300メートルも進んだ所でいとも簡単にスタック。
初めての経験なんだけど、皆さんが亀の子状態と言われる意味が判ったような。
こんな時は一人だと本当に困ってしまう。
長靴とスコップを積んでいたのはラッキーだったけど。
底の雪を除けてアクセルを踏むと何とかバック可能になったのでホッ。
でも未だ延々とバックしなければならない。
そんな時にタイミングの悪いことに、地元の方がジムニー系の車で入ってこられたみたいで。
取り敢えず迷惑を掛けているので車から降りて謝罪する。『こんな車で入ってしまって済みません。』
『この車でも先週から奥までは行けないので』と、路肩に無理矢理に寄せてくれて。
『そのままバックで抜けて下さい。』
そんなこんなで徒に時間だけが過ぎてしまった。
でも、こんなところまで来てそのまま帰る訳にもいかないし。
遅い時間から安心して歩けるところと言えば、3月に初めて歩いた東尾根かなあ。
P265の路側駐車地には先行車が2台。
結構広いのであと数台は置けそう。
後で判ったことだが、前回国道からすぐに取り付いた尾根は金居原コースと言うらしい。
本当の東尾根コースは林道をかなり進んだ処から取り付く破線道みたいなので、今回はそちらを登りに使ってみよう。
何処まで行ったのか判らないが林道にはスノーモービルの轍があって、その上を一つの足跡が続いている。
こちらは最初からスノーシューで行こう。
ほぼ沈まないで歩けるが、スノーシューでも潜る所ではツボ足も大きくハマっていて。
- スノーモービルの轍
本来の登山道はもう少し先で、いきなりの急登から始まるみたいなので、林道と尾根芯の高低差が10メートルくらいの処から取り付くことに。
それが丁度P483の西にあたるようだ。
踏み固められた林道で楽してきたのに、尾根の雪は暖かさのせいで春の雪のよう。
そんなに重さは感じないものの、一歩ごとに足が取られるので厄介だ。
薄い手袋1枚で全く冷たくないのは助かるけど、この調子では先が思いやられる。
遅々として進まない状況の中で、片方のストックのスノーバスケットが壊れてしまい、これは撤退の理由になるなあと。
900メートル地点で東尾根コースと金居原コースが交わるので、山頂は諦めて周回にしてしまおう。
特筆するほど太いブナはないみたいだけど、素直に伸びたブナ林は美しい。
- 綺麗なブナ林
前回はピストンで歩いている金居原コースなのに、P722からの降りでいきなり外してしまう。
登り返して事なきを得たが、尾根の降りはもっと注意を払わなければ。
最後も尾根芯を辿れば簡単なのに、外して微妙なトラバースを強いられるし。
駐車地には未だ先着の2台が停まっていたが、何処で遊んでいるのだろうか。
何だか取り留めのない山行になってしまったけど、体調の優れない中で当初予定の墓谷山よりも高い所まで登れたし、5時間以上スノーシューを履けたのだから満足せねばなるまい。
- 外しまくりのトラックログ
https://photos.app.goo.gl/FsKOd9bDxQZCMKw22