【若丹国境】棚野坂からオバタケダン

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Re: 【若丹国境】棚野坂からオバタケダン

by 山日和 » 2017年12月16日(土) 23:04

越前さん、どうもです。

いやまた今回の山行って、洞吹さんも言われてますがあんまし山ヤにはなじみのない山域ではありますね。(笑)
ただ、私個人的には有難いレポなんです。


やぶこぎ初登場であることは間違いないですね。 :lol:

実は「越美」を終えた私の次の目標は、当然のように(?)福井県境全てのトレースになってしまいました。(^^;
若狭 - 丹波 の県境歩きは現在、海から青葉山を経て頭巾山手前まで。
次回の若丹国境歩きは、道の駅に車を止めての頭巾山周回の予定でしたが、今回の降雪により保留中でした。
頭巾山区間は登山道が利用できそうだし、今回の県境トレースへもそのまま進めそうで、正にタイムリーレポ。
ありがとうございます!


[attachment=0]IMG_2636_1.JPG[/attachment]
なるほど。次の目標もなかなかハードですね。最難関は加越国境かな?
今回の山行では若丹国境をちょこっと触っただけですが。若狭側からのアプローチには参考になったかもね。 :D

そうそう、奥越ではもう雪山シーズンが始まっています。
雪のクッションで足にも優しいかも??


今シーズンは雪たっぷりのようですね。出足が昨年とえらい違いです。 :mrgreen:

                 山日和
添付ファイル
IMG_2636_1.JPG

Re: 【若丹国境】棚野坂からオバタケダン

by 越前 » 2017年12月16日(土) 18:52

山日和さん、今晩は。

いやまた今回の山行って、洞吹さんも言われてますがあんまし山ヤにはなじみのない山域ではありますね。(笑)
ただ、私個人的には有難いレポなんです。

実は「越美」を終えた私の次の目標は、当然のように(?)福井県境全てのトレースになってしまいました。(^^;
若狭 - 丹波 の県境歩きは現在、海から青葉山を経て頭巾山手前まで。
次回の若丹国境歩きは、道の駅に車を止めての頭巾山周回の予定でしたが、今回の降雪により保留中でした。
頭巾山区間は登山道が利用できそうだし、今回の県境トレースへもそのまま進めそうで、正にタイムリーレポ。
ありがとうございます!


そうそう、奥越ではもう雪山シーズンが始まっています。
雪のクッションで足にも優しいかも??
添付ファイル
そう、雪山にはぐつぐつうどん!?<br />できかけ雪庇の下で風を避けてまったりと・・・。<br /><br />今日の銀杏峰です。
そう、雪山にはぐつぐつうどん!?
できかけ雪庇の下で風を避けてまったりと・・・。

今日の銀杏峰です。

Re: 【若丹国境】棚野坂からオバタケダン

by 山日和 » 2017年12月15日(金) 19:29

洞吹さん、どうもです。

タイトル一番、
冬のさなかに、あの険谷「オバタキタン」へ行ったのかとびっくりしたけど、
なんか違うなー……と、よくよく見れば「オバタケダン」と書いてあるやないの。
おばたのお兄さんかと思ったら、オバQやったみたいな……


このタイトルで大畠谷を思い起こすのはやぶこぎでは約2名ぐらいでしょう。 :mrgreen:

「段」は、上が平らな山頂のことを言うようです。
近所の佐々里にもハナノキ段山(起原はハナノキ段で、山はあとからくっついた。)がありますね。


なるほど。段ヶ峰なんかは地形そのままでしょうか。
しかしこれだと山頂ヶ峰ってことになるな。

[attachment=9]IMG_2547_1.JPG[/attachment]
なんと駐在所の前とは、駐車地としては最強ですね。
ところで、「止めさせてもらった」は曖昧で便利な表現ですが、
その実態は、駐在さんか地元民の許しを得て止めた? or 無断で勝手に止めた?
さあ、どっち? :mrgreen:


最近は警官の不祥事も多いので、そうとも言い切れませんが・・・
公民館側に駐車して出発しようとしたところで、軽トラに乗ってボワッとおじさん登場。(インチキじゃないよ)
何でも公民館の前の松の木に雪吊りをするということで、「あっちへ止めて」と駐在所との間に止めるよう指示されました。
なので許可済でーす。 :lol:

細かいツッコミが続きますが、
「国道を少し戻って」は、どっちから来て戻ったのかという問題。
道の駅名田庄側から来たとすると、「橋を渡る」は坂尻の橋。
小浜側から来たとすると、「橋を渡る」は郵便局前の橋。
地形図に山道が描かれてないので、
地形図見ながら足跡をトレースしようと思うと、この差は重大事項につき……
さあ、どっち? :mrgreen:


なるほど、もっともな疑問ですね。私的には堀越トンネルを越えて行くのが当たり前になっているので気が回りませんでした。
こう書けばもうお分かりですね。 :D

登っているのは439m、517mの標高点がある尾根で間違いないと思うけど……

御意。

オバタケダンや棚野坂で検索すれば当たりますが、
それも、知っていればこそ……のこと。
そもそも、こんなところをよく引っ張り出してきましたね。
どこでみつけたんですか?
山日和さんにしては、激レアチョイスじゃないですか。


これは以前「小栗」に注目し始めた頃、若丹付近をよく歩いている人のHPをたまたま見たことによるものです。
登るまで10年かかってしまいました。 :mrgreen:

729.0mの三角点ですね。
これをオバタケダンというのは、今回初めて知りました。


結構登られてるようですよ。

ゆっくり、のんびり、いい時間ですね。

まったりしてしまいました。 :D

ここのルートは、当然ながらすぐに特定できました。
足の痛いのは、しばらく山を歩かなかったから?
まさかそんなヤワな足じゃないわな。
どうしたのでしょうね。


たまにあっちこっちに痛みが出ます。場所が一定でなく変わるので、原因がわかりません。

お疲れさまでした。
帰りは、ここだと日吉の温泉かな。 :)


それ一択ですね。
スプリングスひよしからだと1時間で帰宅できるので気が楽です。 :lol:

p.s.画像をインライン表示しようとすると不明なエラーになってしまいますので、ちょっと変則の画像添付です。

              山日和
添付ファイル
ルート図
ルート図
至福の時を飾る至福のキレ
至福の時を飾る至福のキレ
山頂の様子
山頂の様子
坂尻の橋
坂尻の橋
駐車地の駐在所&公民館
駐車地の駐在所&公民館

Re: 【若丹国境】棚野坂からオバタケダン

by 柳川洞吹 » 2017年12月14日(木) 21:30

山日和さん こんばんは

タイトル一番、
冬のさなかに、あの険谷「オバタキタン」へ行ったのかとびっくりしたけど、
なんか違うなー……と、よくよく見れば「オバタケダン」と書いてあるやないの。
おばたのお兄さんかと思ったら、オバQやったみたいな……

  こちらは南東から山頂に突き上げる大畠谷川という谷があるが、
  ダンが谷だと山の名前としてはちょっと説明がつきにくい。
  「段」ならば、静岡県に「山犬段」というピークがあり、山頂の意味として通りそうだ。


「段」は、上が平らな山頂のことを言うようです。
近所の佐々里にもハナノキ段山(起原はハナノキ段で、山はあとからくっついた。)がありますね。
もっとも、地理院地図は誤採名で、
「ハナノ谷段山」というワケのわからない山名になってるけど。

  口坂本の駐在所と公民館が合体した駐車場に止めさせてもらった。
  ここなら車上荒らしの心配もないだろう。


なんと駐在所の前とは、駐車地としては最強ですね。
ところで、「止めさせてもらった」は曖昧で便利な表現ですが、
その実態は、駐在さんか地元民の許しを得て止めた? or 無断で勝手に止めた?
さあ、どっち? :mrgreen:

  国道を少し戻って橋を渡れば棚野坂の登山口。
  獣除けのゲートを開けて登山開始である。


細かいツッコミが続きますが、
「国道を少し戻って」は、どっちから来て戻ったのかという問題。
道の駅名田庄側から来たとすると、「橋を渡る」は坂尻の橋。
小浜側から来たとすると、「橋を渡る」は郵便局前の橋。
地形図に山道が描かれてないので、
地形図見ながら足跡をトレースしようと思うと、この差は重大事項につき……
さあ、どっち? :mrgreen:

  この道は京都府の鶴ヶ岡と福井県の口坂本を結ぶ山越えの旧道で、
  鯖街道の一部でもある。
  尾根上の道はピークのアップダウンを避けてうまく付けられている。
  時折敢えて道を外して尾根芯を歩いてみた。
  ヤブはまったく気にならないレベルだ。


登っているのは439m、517mの標高点がある尾根で間違いないと思うけど……

  稜線上はブナの純林というわけにはいかないが、思ったより悪くない。
  夏の地蔵杉もそうだったがどうも植林の先入観が強過ぎるようで、
  それがこの山域になかなか足が向かなかった理由でもある。
  思い込みを捨てて足を運べば新しい発見があるのだろう。


オバタケダンや棚野坂で検索すれば当たりますが、
それも、知っていればこそ……のこと。
そもそも、こんなところをよく引っ張り出してきましたね。
どこでみつけたんですか?
山日和さんにしては、激レアチョイスじゃないですか。

  オバタケダンの山頂は国境稜線がV字に切れ込んだ先にある。
  この山頂北面の雰囲気がなかなか良い。


729.0mの三角点ですね。
これをオバタケダンというのは、今回初めて知りました。

  予想外の雪山で、今シーズン初鍋が相応しいものとなった。
  ビールを冷やすのに困らないのもいい。
  気が付けば1時間半もまったりしてしまった。


ゆっくり、のんびり、いい時間ですね。

  送電鉄塔の立つ700mピークが下山の尾根の分岐点だ。
  遠望したこの尾根は黒々としていてひと目で植林主体だとわかっていた。
  実際に歩いてみてもその通りだったが、思ったほど悪くはなかった。
  尾根沿いに走る送電線を見ればわかるように、尾根の末端まで巡視路が続いている。
  初見の下山路とは言え、こちらも迷いようのないルートだ。


ここのルートは、当然ながらすぐに特定できました。
足の痛いのは、しばらく山を歩かなかったから?
まさかそんなヤワな足じゃないわな。
どうしたのでしょうね。

  一ツ谷の林道まで下りればひと安心。もう足を気にすることもない。

お疲れさまでした。
帰りは、ここだと日吉の温泉かな。 :)

よい山旅を!
               洞吹(どうすい)

【若丹国境】棚野坂からオバタケダン

by 山日和 » 2017年12月13日(水) 20:49

【日 付】2017年12月10日(日)
【山 域】若丹国境 堀越峠周辺
【天 候】晴れのち曇り
【コース】口坂本8:13---8:20棚野坂登山口---10:27六地蔵---10:50国境稜線---11:12オバタケダン12:38---13:32 Ca700mピーク---
     15:07一ツ谷---15:48駐車地

 5日間のインフル謹慎も解け、晴れて山にでかけよう。週末にかからなかったのがラッキーだ。仕事は家でもできるが、山は家に居て
は登れないのだ。
 今日の目的地は若丹国境稜線にあるオバタケダンという変わった名前の山である。白山北方に大畠谷という屈指の険谷があり、それ
は「オバタキタン」と読む。富山県では谷をタンと読ませるのだ。
こちらは南東から山頂に突き上げる大畠谷川という谷があるが、ダンが谷だと山の名前としてはちょっと説明がつきにくい。「段」な
らば、静岡県に「山犬段」というピークがあり、山頂の意味として通りそうだ。オオバタケが転じてオバタケとなり、段がくっついた
という感じだろうか。私の推測に過ぎないが。

IMG_2553_1_1.JPG
 口坂本の駐在所と公民館が合体した駐車場に止めさせてもらった。ここなら車上荒らしの心配もないだろう。
国道を少し戻って橋を渡れば棚野坂の登山口。獣除けのゲートを開けて登山開始である。
 この道は京都府の鶴ヶ岡と福井県の口坂本を結ぶ山越えの旧道で、鯖街道の一部でもある。道は実にしっかりと踏まれており迷うと
ころはない。尾根上の道はピークのアップダウンを避けてうまく付けられている。
時折敢えて道を外して尾根芯を歩いてみた。ヤブはまったく気にならないレベルだ。
 落ち葉を踏みしめて初冬の山道歩きを楽しむはずだったが、予想外に雪が積もっていた。
まだ精神的にも雪山モードに入っておらず、あまりうれしいとは思わなかった。
天気は上々なのだが風が強く、稜線上のランチ場が心配だ。棚野坂の林相は植林プラス雑木林が主体。時折ブナも姿を見せる。
国境稜線に出る手前にお地蔵さんが6体並んだ六地蔵と呼ばれる場所がある。きれいな赤い前掛けを着せてもらったお地蔵さん達は、
雪の中でもほっこりと温かそうだった。

IMG_2565_1.JPG
IMG_20171210_102203_1.jpg
 初めの内はうっすらとまだらに積もっていた雪は国境稜線に着く頃には20センチほどに増えていた。スパッツを持ってこなかった
ことを少し悔やんだが、靴に雪が入って困るレベルでもないし、雪もサラサラで気持がいい。
ここから西へ行けば堀越峠を経て頭巾山へと続く。東は知井坂から八ヶ峰だ。東に向かって足を踏み出した。
 少し進んだところに本日一番のブナの巨木があった。無数に枝を広げる様子は古武士のような風格がある。これまで大木と呼べるよ
うなブナが無かっただけに、この1本だけ残されているのが奇跡のようだ。
稜線上はブナの純林というわけにはいかないが、思ったより悪くない。夏の地蔵杉もそうだったがどうも植林の先入観が強過ぎるよう
で、それがこの山域になかなか足が向かなかった理由でもある。思い込みを捨てて足を運べば新しい発見があるのだろう。

IMG_2616_1.JPG
IMG_2620_1.JPG
 オバタケダンの山頂は国境稜線がV字に切れ込んだ先にある。この山頂北面の雰囲気がなかなか良い。
山頂そのものは南側に展望が開けているものの、植生的にはイマイチである。
それに強かった風もこの北面でウソのように収まっている。日当たりも良く、ランチにはお誂え向きの場所だ。但し里から近い割に電
波の状態は悪い。
 予想外の雪山で、今シーズン初鍋が相応しいものとなった。ビールを冷やすのに困らないのもいい。
気が付けば1時間半もまったりしてしまった。油断していたが、下りの方が行程が長いのだ。

IMG_2642_1.JPG
 昼から曇りの予報通り、いつの間にか日差しは消えてモノクロームの世界に変わってしまった。
北から東へと方向を変えた尾根は、目を引くようなものはないもののそれなりにブナ林もあり、まあいい尾根と言えるだろう。

IMG_2650_1.JPG
 送電鉄塔の立つ700mピークが下山の尾根の分岐点だ。遠望したこの尾根は黒々としていてひと目で植林主体だとわかっていた。
実際に歩いてみてもその通りだったが、思ったほど悪くはなかった。尾根沿いに走る送電線を見ればわかるように、尾根の末端まで
巡視路が続いている。初見の下山路とは言え、こちらも迷いようのないルートだ。
 山頂からの下り始めから右のふくらはぎが痛み出して、だましだまし歩いて来た。右足をまっすぐに置くと痛むので、少し角度を付
けてごまかせば何とか歩ける。
一ツ谷の林道まで下りればひと安心。もう足を気にすることもない。

                      山日和

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