山日和さん こんばんは。
あらあら 水舟がいつの間にやら桧になってま~
ものすごい、美ビッと来ましたよ~
何でて?お誘いいただいたときに、返信のメールに『「桧谷からノロ尾の高」を考えてます。』って
一旦入力して、「付いていくだけやのにイランこと言わんとこ」と思い直して削除したんですよ~
さらに でっせ~ このアルツの頭で ノロ尾の高からは桧谷の左岸尾根を下るつもりで地形図も用意してたんです。
が、実は ヤンゲン谷登った後、その左岸尾根のつもりが、ひとつ西の尾根を下ったんです。
それはそれでよかったんですが、抜土も行ったことないし・・・・
この機会に今度はしっかりヤンゲン左岸尾根をなんて考えてまして、早い話が師匠に見本を示していただきました。
歩き出して5分ほど経ってから、車のドアをロックした記憶がないのに気付いて戻る。ひとりの時はまずないことなのだが、先月の
元越谷の林道分岐見逃しといい、同行者がいると気が緩むのか、単にボケてきただけなのか。
まだまだ 軽症です。当方は 運転席ドアーを大きく開けたままでした。
この谷の一番の魅力は大御影山の山頂にダイレクトに突き上げる
ところだが、今日はそちらへの奥の左俣を取らず、のろ尾の高へ向う右俣を選択した。8年前に来た時、のろ尾の高の豊穣のブナ林で
フィナーレを迎えるであろう右俣が魅力的で、今度来る時はこっちだと決めていたのだ。
そうそう 私も最後は 右俣を考えてました。
しばらく平凡な流れが続いて飽き始めたところで2条6mの美しい滝に出合う。左のガリーを上がってお助けひもを出したのだが、手
元が狂って投げ落としてしまった。長いこと沢をやっているが、スリングを忘れたことはあっても投げ落したのは初めてである。
スリングだけで幸いでしたネ
忘れたのは 貫井谷でしたね。
ここまでくると見上げる尾根は一面のブナ林。沢のツメはやはりこうでなくてはいけない。
水が切れて泥溝状になったところで右の小尾根に逃げる。最後の急斜面を上がればピンポイントでのろ尾の高に到着である。
いいですね~
普通のブナの幹ほどもある折れた枝がちょうどいいベンチになっている。
そうですか 豪腕が癒しのベンチに・・・
大御影山頂から高島トレイルを歩いて一旦抜土と呼ばれる鞍部まで下降、そこから230mほど登り返さないといけない。
のろ尾の高と大御影山頂をつなぐ広大な尾根からは、首を振るだけで日本海と琵琶湖の眺めを同時に楽しむことができる。展望抜群
の平坦地だが、ササが枯れたあとシダが蔓延ってやや鬱陶しくなった。
山頂へは桧谷源頭へ下りてショートカット。この源頭は一面のバイケイソウの群落だったのだが、今はシダしかない。
なるほど、是非ともトレースしたいもんです。
登山道から少しそれた抜土の小谷の流れで休んで登り返しに備える。ブナとサワグルミが林立するいいところだ。
高島トレイルの登山道ではなく、県境の尾根をCa810mピークまで我慢の登りだが、林相が素晴らしいので苦にならない。
3ヶ月前にも歩いた極上のブナ尾根を歩いてトチノキ谷に下り立つのに50分と掛からなかった。
耳川 最上流部の極上の渓と尾根歩きですね~
当方はこの日、月曜の野暮用がなくなったので、先からの予定通り、鏡池のテラスから槍とオリオン眺めてました。
では また ブナの森に融け込む源頭で
SHIGEKI