山日和さん こんばんは
【山 域】丹波高地 地蔵杉898.9m周辺
【天 候】晴れ
【コース】洞集落6:52---7:12聖ヶ谷出合
全く場所が浮かんできませんが・・・
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本日の沢は京都丹南の洞谷川聖ヶ谷。ガイドでは吉谷と書かれていたが、地元ではそう呼ばれていないらしい。
どこかで聞いたか読んだような・・・
と思いつつ 最後らへんでアルツの頭が奇跡的に反応しました。
吉岡氏のガイドですね。?
この方、さらっと流しておられるところが、現地では結構厳しかったりしますよね。
洞谷川の林道を10分ほど歩くと「聖ヶ谷一の滝 41m」と書かれた標柱がある。41mとはずいぶん細かいが、どうやって測ったのだろう。
ほんま、ホンマ 滝の高さ程人によってマチマチなのも珍しい。
林道から谷底まで50mほど急降下して入渓。出合はパッとしない様相だが、すぐにゴルジュに入り、前衛の5m滝を登って一の滝と対面する。滝つぼには流木が多く見栄えが悪いが、滝そのものは美しい。
美しい滝ですね。スケール感もあります。
ここは旨く、流木をカットしました。
ここは左から巻き上がるのだが、この巻きが実に悪い。実は一年前にも訪れたのだが、この巻きがこなせず追い返されてしまったのだ。仕方なく林道終点から尾根を辿って地蔵杉に登ったのだが、忸怩たる思いが残った。
ほ~ ソナ異な事がありましたか。
今日はチェーンスパイクを装着。小尾根まで這い上がって隣の土ルンゼと岩稜の小尾根を併用して進む。
土ルンゼの傾斜はきつく、立ち木もないので木の根を掘り出したり岩を押え込んだりと、なかなかシビアな登りが続いた。
装備とやる気で見事クリアですね。もちろん、技術も
ころはちょうど一の滝の落ち口だった。この巻きだけで50分も食ってしまったが、とりあえず入学試験はクリアした。ここからどんな渓相を見せてくれるのか楽しみだ。
難関を突破した者だけが得られる幸福ですね。
ゴルジュの中、2段滝の奥の3m滝は、深い淵の奥に取り付く島もない様子だ。左手のガリーから抜けようと上がって行ったが、左足
が急に軽くなったと思った瞬間、体が下に流れだした。安定していると思ったスタンスは斜面に泥が乗っていただけだったのだ。
3~4m滑ったところで停止。両ヒジのあたりを擦りむいただけで、他に被害はなさそうである。
おっと これは滑落!!ですか・・・
油断大敵だ。別に油断しているつもりはないし、慎重過ぎるぐらい慎重にホールドは選んでいるはずなのだが。
単独の沢は(単独に限らず)この年になると慎重に過ぎることはありませんね。
沢にはいること自体が、年寄りの冷や水 と陰では言われてるような気がしたり・・・
10m以上クラスだと直登できる滝は皆無だろう。スラブ状の岩肌でしかも逆層、さらにぬめりがあるときている。
しかし次々に10~15mクラスの滝が現われるので退屈することはない。久し振りに沢らしい沢に来た感じである。それほど登られていない沢だと思うのだが、意外なほど明瞭な巻き道がある。
安全な巻き道ならいいのですが・・
一足滑ったら数十メートル下までとか
地形図通りの広々とした平流帯。奥美濃の東前の谷中流にある「水飲み」と呼ばれる平坦地を思い起こさせる桃源郷である。
懐かしいところですね。
先週の堂ヶ谷は荒れた沢筋、痛む足、杉林の山頂と、いいところがなかったが、今日は足も回復してすべてが上手くいった。
回復と復帰の早さはさすがですね。 いつ、痛めてたんや って。
この山域にこれだけの立派な滝が連続する谷があるんですね~
ちょっと高過ぎて、手が出そうにないですが・・・
では また 快適に直登と楽々高巻きの癒しの渓で(そんな都合のエエとこないわって)
SHIGEKI