おはようございます、山日和さん。
美浜のローソンに着いてみるとあーら不思議。青空まで覗いているではないか。山の方は雲がかかっているものの、ここへ来るまで
のザザ降りの雨を思えば天国のようなものである。モチベーションメーターはEから一気にFに振り切れた。気分を良くして腹ごしらえ
と買い物を済ませる。
この時期の天候には悩まされます。
なんかカラット晴れないですね。
沢が90度右折するところに掛かる10m滝の出迎えを受ける。ここは深い釜を横断して右岸を上がるのだが、いきなり胸までどっぷり
水浸しの洗礼を受ける。一度濡れてしまえば後はヤケクソだ。
最初からドボンですからねえ。
2番目の10m滝前にはお誂え向きのツルがぶら下がっており、童心に帰って水上ブランコを楽しむ。ここは通常の左岸巻きではなく、
右岸支流の2段滝から中間尾根へ逃げて落ち口へ。
中間尾根に上がる所の岩がはがれて苦労しました。
そして幅広の2段滝を越えるとうつろ谷最大の15m滝と対峙する。
昨夜からの雨で水量は多めだが、チョロチョロ流れる貧相な滝では迫力もないのでちょうどいいだろう。左岸の階段状の岩場はホール
ドも豊富でしっかりしているのだがぬめりが強く気が抜けない。慎重に上ってロープダウン。わしたかさんを確保して登ってもらう。
きれいな所です。
休憩した時にザックを降ろして驚いた。雨蓋に挟んでいたロープがない。後続のわしたかさんも気が付かなかったという。最後にロ
ープを出した8m滝まで戻って忠実に登って来たラインを辿ったが見つからない。どこへ消えてしまったのか。仕方がない、あきらめよ
う。どなたか見つけて回収してただけたら1割の2mカットして差し上げます。
あら不思議。
草付きの中にでも落ちたのかな?
ここから沢は渓相を一変して、延々とナメ床が続く癒しの空間となる。三国山への左俣を見送ると谷幅もぐっと狭まり、いくつかの
小滝があるだけのほぼ平流となった。県境稜線と平行して東進しながら、頃合いを見計らって左岸の斜面を上がればすぐに登山道に飛
び出す。ガスで何も見えない明王禿で、琵琶湖の景色を想像しながらランチタイムとしよう。
私たちもガスの中でした。
6月初めだったので寒かったような・・
ずっしりと重たくなったザックを背に赤坂山へ向う。ここか粟柄越の古道を下れば1時間ほどで下山完了だ。しかしそんな普通のこと
をする気はさらさら無く、以前から気になっていた湯の花谷の巡視路を探索してみることにした。
山日和さんの本領発揮といったコース取り十二分に楽しまれたようですね。
お疲れ様でした。
粟柄越の古道はなかなか味のあるいい道でした。
わりばし