山日和さん、今晩は。
「夜間歩行」に引っかかりました。
あらま、いつものブナを求めての山歩きじゃない?
でもさすが山日和さんの懐って深い。こんなふうな「山へのアプローチ」なんてのもアリなんですね~。
ま、確かに夜の山に弱くないという「長所」がないと難しいのかもしれませんが・・・。
実は私も同じ長所をもってると思います。(笑)
私の初めての夜間歩行は、友達とその兄貴さんの三人で高校時代の白山でした。
帰りの登ってくる人への挨拶が大変だったことは覚えていますが、暗闇の中での登山についての印象は残っていません。
生まれてはじめての山登りが暗闇・・・あ、ここかな?
おかげさまで越美の時にも、有限な一日の中で有効な時間活用が出来ました。
そして一日の有効な時間活用と言えば、夜間歩行から始めるワンデーチャレンジなんてのもありますね~。
レポアップしてある私の山行では越美だと笹ヶ峰、北アの鷲羽・水晶や鳴谷山からの白山あたり。
ただ残念ながら、いずれの山行も本来の用事に間に合わなかったり、敗退とか山頂断念という結果に・・・
でもたまーにこんな山行で身体をいじめるのも、年間山行回数が決して多くないワタシは充実感に浸れてイイものなんです。
話は変わりますが、「闇下の経験は無い」と豪語(?)していた私でしたけど、遂にこの三月に横山岳の下山途中でヘッデンを
出すハメに陥りました。毒を食らわば皿まででもないのですが、「闇下訓練」と称して登山道からわざと外れた雪混じりのコ
ースを下ってみました。
結果、時間はかかりましたが正直なところほとんど何の問題もなく下ることが出来ました。
暗闇の中でのヤブ漕ぎ登り経験があれば、結局のところ下りであってもヤルことは同じで危険の違いを分かってさえいれば問
題ないというコトでしょう。
よく山の中での闇下はしてはならないと言われますが、どんな人でも状況によっては行動を余儀なくされることも有ると思い
ます。自分は夜間行動はしないからとヘッデンを持たない方はまさかいないと思いますが、一歩踏み込んで、安全な場所での
夜間行動の予行演習なんてのも山のスキルアップにつながるのではと思いました。
* 積極的に夜に歩こうなどと言ってるわけではなく、使わないとわかっていてもヘッデンを持つのと同じ意味で。
* 私の言う闇下は登山道まで。何キロあっても林道歩きは含めない。