おはようございます、山日和さん。
やぶオフの翌週に行くはずだった加茂助谷の頭。週中の突然の腰痛で中止を余儀なくされてしまった。
行っていればあきんちょさんに会っていたかもしれない。(会っても顔知らないけど)
わかると思いますよ。
台高を一人でテン泊している若い女子なんて他にいませんから。
日付が変わった深夜の大台ヶ原駐車場。空にはストロベリームーンと呼ばれる満月が煌々と輝いている。そのおかげで満天を彩って
いるはずの星たちは輝きを失っていた。月が明るいのも善し悪しである。
そういや嫁がストロベリームーンと騒いでいました。
堂倉山までの深い森とは違い、一度伐採を受けたであろう二次林が続く。倒木が多く、良く見極めなければ通せんぼされたり、跨い
だりくぐったりの余計な労力を使わされる羽目になってしまう。また尾根は屈曲が多いので、支尾根に入り込まないよう注意が必要だ。
左側は堂倉谷の林道があるので尾根の半分は植林が迫っている。
苔辻までは堂倉インクラインで林道付近から木材を上げていました。
人がむかしからかかわりの深かった山域です。
山頂手前で右側が開けて海が見えた。若狭の山に通っていると日本海が見えるのがあたり前になっているのだが、今見えているのは
太平洋。複雑に入り組んだ尾鷲の海岸線は美しい。
明るく豊かな海でしょ。
山頂から北へ下った鞍部から西への尾根を辿り、沖見峠からの破線を歩いてみよう。ヤブもなく歩きやすい尾根だったが、ちょっと
外してしまい余計なトラバースや岩場の巻き下りを強いられた。突然立派な道に飛び出し、等高線のラインに沿った水平道を進む。
しかしこれは地形図の道ではない。どこまで続くのか興味もあったが、適当なところで真下に見えた林道へ下る。
花抜峠から沖見峠までは軌道道があったみたいだけど。
堂倉谷にかかる橋まで来た。下に見える渕はエメラルドグリーン。こういうのを見ると、そろそろ沢に切り替えたくなってくる
素直に行くならこのまま林道を辿って大杉谷からの登山道へ出るところだが、それでは芸がないし遠回りだ。橋の袂から尾根に取付き、
1431mのテンネンコウシ高へダイレクトに上がってみよう。あまり面白いとは言えない尾根だが、山頂手前には岩場が出てきたりして、
ちょっとした気分転換になった。しかし傾斜が強いのでもう青息吐息である。
最後のアトラクションですね。
夏日では大変だ。
この時間の日出ヶ岳にはさすがにもう誰もいない。360度の展望を独り占めできるが、風がやたら強く落ち着くことはできなかった。
700mを登り切ったらも今度は正真正銘の下山である。駐車場はもう目と鼻の先だ。
お疲れ様でした。
三重県側は静かなもんでしょ。
魚も元気でいい所です。
わりばし