5日は天気も良いので当初は国見岳周辺でアカヤシオに興じる予定だったが、4月30日のハライドの咲き具合を見て今年は1週間以上遅れていると判断し、ならばイブネに行ってみようと決心した。
どうせ行くなら初めてのコースをと思いクラシ大滝を見たことがないのでここに行ってみようと足を向けた。
【 日 付 】2017年5月5日(祝)
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴
【 ルート 】7:10朝明~8:10根ノ平峠~愛知川~クラシ谷~10:30クラシ大滝~11:20イブネ~クラシ北尾根~13:30わさび峠~愛知川~15:20中峠~16:00朝明
朝明駐車場は7時過ぎからすでに15台くらいの駐車があり結構にぎわっていた。
根の平峠で若者に追いつかれたが聞いてみると国見岳に向かうとのこと、やはりアカヤシオ狙いだろう。
いつものことだが一人愛知川に向かう。愛知川渡渉点では思ったより水量があってちょっと苦戦した。
クラシ谷分岐から右岸の踏み跡を少し登り、倒木のある渡渉点から左岸に渡る。
谷は少し登って行くといつしか水流がなくなり最初の小滝を越える。2つ目の小滝を越えて行くと途中で鉱口があった。
クラシ谷で鉱山跡というのはあまり聞いたことがないがやはりここでも採掘があったのだろう。
谷をかなり登って来たのでもうそろそろ大滝が出て来るかなと思っていたら二俣になっていて正面の谷は雪渓で埋まっていたが右を見るとクラシ大滝が顔を出した。
雪渓が邪魔をして右岸から回り込めないので左岸から谷の下に降りて谷の下部から少し滝を登って写真を撮った。
クラシ大滝の直登はどうみても無理なので右岸か左岸のどちらかを巻くことになるが右岸の方に踏み跡らしきものが見えたのでそちらからよじ登った。しかしそう甘くはなく少し登ると斜度が立って来て、シャクナゲの枝を掴みながらのモンキークライムとなった。
傾斜が緩やかになり尾根の肩に出るとタムシバが満開だった。
高昌から伸びる尾根に上がり、イブネ北端から展望が開けた。
そこから気持ちの良い苔の絨毯が敷き詰められたテーブルランドを歩き、イブネに着くと真っ青な青空の下の展望が素晴らしかった。
イブネからの展望をしばし楽しんで、クラシの頭を通過し、クラシ北尾根に向かった。
北尾根は最初はなだらかだが少し歩くと急に落ち込んで下降する。
下から登山者が上がって来たので少し山談義をした。「クラシ大滝から登って来ました」と話をするとちょっと驚いた顔をした。
登山者と別れて、更にもう一度急なコブを乗り越えて下降中に振り返るとコブ山がそそり立っていた。
これがクラジャンだろうか?
尾根の中間地点は踏み場所が狭い所があったりキレットがあったりして退屈しない。
懐かしいわさび峠を下りて、オゾ谷に向かう斜面につけられた踏み跡は途中滑り易くてトラロープが張ってあるものの気が抜けない。
オゾ谷は前半は谷沿いを歩いていたが後半は左岸の登山道に導かれた。
愛知川に出て早目に対岸に渡ろうとしたら河原で遊んでいた子供が目に入って、足元が滑り片足をドボンしてしまった。
対岸にはオフ会ができそうな開けた場所があったがそのまま大トロに向かうと地図にない小さい谷に阻まれて結局、又愛知川を渡渉して左岸の登山道を歩くことになった。
壊れた鉄橋の下を普通に渡渉して、中峠経由で帰路に着きました。
宮指路
5日は天気も良いので当初は国見岳周辺でアカヤシオに興じる予定だったが、4月30日のハライドの咲き具合を見て今年は1週間以上遅れていると判断し、ならばイブネに行ってみようと決心した。
どうせ行くなら初めてのコースをと思いクラシ大滝を見たことがないのでここに行ってみようと足を向けた。
【 日 付 】2017年5月5日(祝)
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴
【 ルート 】7:10朝明~8:10根ノ平峠~愛知川~クラシ谷~10:30クラシ大滝~11:20イブネ~クラシ北尾根~13:30わさび峠~愛知川~15:20中峠~16:00朝明
朝明駐車場は7時過ぎからすでに15台くらいの駐車があり結構にぎわっていた。
根の平峠で若者に追いつかれたが聞いてみると国見岳に向かうとのこと、やはりアカヤシオ狙いだろう。
いつものことだが一人愛知川に向かう。愛知川渡渉点では思ったより水量があってちょっと苦戦した。
クラシ谷分岐から右岸の踏み跡を少し登り、倒木のある渡渉点から左岸に渡る。
[attachment=0]P5050010_512.jpg[/attachment]
谷は少し登って行くといつしか水流がなくなり最初の小滝を越える。2つ目の小滝を越えて行くと途中で鉱口があった。
クラシ谷で鉱山跡というのはあまり聞いたことがないがやはりここでも採掘があったのだろう。
谷をかなり登って来たのでもうそろそろ大滝が出て来るかなと思っていたら二俣になっていて正面の谷は雪渓で埋まっていたが右を見るとクラシ大滝が顔を出した。
雪渓が邪魔をして右岸から回り込めないので左岸から谷の下に降りて谷の下部から少し滝を登って写真を撮った。
[attachment=4]P5050028_512.jpg[/attachment]
クラシ大滝の直登はどうみても無理なので右岸か左岸のどちらかを巻くことになるが右岸の方に踏み跡らしきものが見えたのでそちらからよじ登った。しかしそう甘くはなく少し登ると斜度が立って来て、シャクナゲの枝を掴みながらのモンキークライムとなった。
傾斜が緩やかになり尾根の肩に出るとタムシバが満開だった。
[attachment=3]P5050031_512.jpg[/attachment]
高昌から伸びる尾根に上がり、イブネ北端から展望が開けた。
そこから気持ちの良い苔の絨毯が敷き詰められたテーブルランドを歩き、イブネに着くと真っ青な青空の下の展望が素晴らしかった。
[attachment=2]P5050043_512.jpg[/attachment]
イブネからの展望をしばし楽しんで、クラシの頭を通過し、クラシ北尾根に向かった。
北尾根は最初はなだらかだが少し歩くと急に落ち込んで下降する。
下から登山者が上がって来たので少し山談義をした。「クラシ大滝から登って来ました」と話をするとちょっと驚いた顔をした。
登山者と別れて、更にもう一度急なコブを乗り越えて下降中に振り返るとコブ山がそそり立っていた。
これがクラジャンだろうか?
尾根の中間地点は踏み場所が狭い所があったりキレットがあったりして退屈しない。
[attachment=1]P5050054_512.jpg[/attachment]
懐かしいわさび峠を下りて、オゾ谷に向かう斜面につけられた踏み跡は途中滑り易くてトラロープが張ってあるものの気が抜けない。
オゾ谷は前半は谷沿いを歩いていたが後半は左岸の登山道に導かれた。
愛知川に出て早目に対岸に渡ろうとしたら河原で遊んでいた子供が目に入って、足元が滑り片足をドボンしてしまった。
対岸にはオフ会ができそうな開けた場所があったがそのまま大トロに向かうと地図にない小さい谷に阻まれて結局、又愛知川を渡渉して左岸の登山道を歩くことになった。
壊れた鉄橋の下を普通に渡渉して、中峠経由で帰路に着きました。
宮指路