山日和さん、今晩は。
なかなかにワタシには「為になる」出だしです。(^^ゞ
洞吹情報によると、鳩ヶ湯までの道が先週開通したらしい。予定では4/28には上小池まで入れるようになるとか。
ええ~っ、こ、今年の除雪ってそんなに遅かったんですか~。
なら、私の先月の石徹白は三週間ものフライングだったというワケですね。
でもこのときには道の脇にも雪なんて無かったんでしょう?
実際には行ってみなければわからないので、上小池まで入れた場合と入れなかった場合の2段構えで計画を組んだ。
鳩ヶ湯まで来てみると、少し先のさんきち橋のゲートがガッチリ閉まっている。これも想定の範囲内。
願教寺山は断念、すぐに切り替えて鳩ヶ湯の駐車場に車を入れた。
残念ながら、そんな計画性とこの切り替えの早さが私には無い!!
- このときまださんきち橋のゲートは・・。
- 4/2の鳩ヶ湯
今日は雪山では必携のストックを忘れてしまった。
必携の筈の忘れ物でも、山日和さんはリカバリーしちゃうんですねー。
右を見れば別山から石徹白の山々、左には豊かなブナ林と、その奥に頭を覗かせる経ヶ岳。右に左に首を振るのが忙しい。
ブナと展望、どちらをも欲張ろうとしてる山日和さんの姿が目に見えるようです。
このセクションはかなり雪割れが進んでおり、1ヶ所3m以上あるクレバスが
口を開けていて肝を冷やした。
下手に衝撃を加えないように、そ~っとそ~っとの通過ですね。
ホントそんな通過中の時は金〇が縮み上がる思いです。
登り返した赤兎避難小屋は雪面から屋根が出ているだけの状態。積雪はまだ4m近くありそうだ。
冬のこの小屋は時々所在不明になります。
そこまでならなくても出入り不能ってことも・・・昔、それを知らずに泊まるのをあきらめ長い林道をトボトボと・・。
- この時スコップがいるなんて考えも・・・。
のんびりメシを食っていたら、屋根がパラパラと音を立て出した。雨が降ってきたようだ。外で食べなくてよかった。
しばらく降っていた雨も上がったようだ。
なんて運のいい・・・私ならこう上手くは行ってくれません。
下生えがすべて雪の下に隠された今は、
改めてブナの純林がどこまでも続いていることに気付かされた。
その逆パターンで、ヤブに辟易してブナの魅力が半減ということもありますね。
ブナ林を気分良く歩いていたら、山頂方面から「ガラガラガラッ」という轟音が流れてきた。雷鳴だ。天気予報では雷の発
生しやすい気象条件だと言っていたが、その通りだ。山頂にいなくてよかった。
これも運次第って部分もありますが、以前に洞吹さんが食事の間に雷様がとんでもないことになった記事 ↑ を読みましたが、超コワッ!
複雑な地形のところが多く、進むべき方向を保つのが難しい。何度も軌道修正しながら雪の消えたハッキリとした尾根に乗る。
こりゃあ、確かに複雑。ワタシだったらGPS見ながらでも二・三回は惑わされて罠に誘い込まれそうです。
今日は次善の策としてのプランニングだったが、何度も登っている願教寺山よりも新鮮でよかったかもしれない。
代替えプランの筈の山行のほうがかえって良かったというワケですか。
不器用で融通の利かないワタシが同じプランで挑んでいたら、暗くなってもまだ林道を歩いているのでしょうね。(笑)
お疲れさまでした。