おはようございます、zippさん。
植林を抜け、二次林になると積雪が増えだす。桧塚へのマーキングルート分岐ではガスに包まれ一面の雪。そして頭上の木々の枝から水滴がぽたぽたと落ちだした。樹に着いた雪が解けて落ちてくるのかと樹上を見上げるがそうじゃない。ガスが樹にまとわりついて水滴となって落ちてきていたのだ。
その水滴も、尾根をまり込んだだけで、樹上で凍り始めて霧氷となりつつある。標高差以上に気温差が激しいようだ。それは、強風によるものか。
寒くなると山の上部では雪も積もりだしているようですね。
6日の御池と大違い。
この天候ではここから明神岳方面への散策もないだろう。真っ白けの中、強風の稜線へ飛び出して檜塚へと向かう。稜線の木々は大きなエビのしっぽを付けて枝をしならせている。そういえば、わたしにとって今季一番の積雪で一番の樹氷の山なのだった。
積雪は、10cm強ほどか。
この感じで積もってくれるといいのですが・・
ブナの樹とポールの間に百均物干しロープを張って、中にm社のインナーポールを短く加工して設営。両側の出入り口の裾は、プラスナップボタンで閉じられるよう加工した。実戦投入は初めてだが、上等だ。
中に入って、ホっ酎ようの湯を沸かし、次はお餅を焼く。これだけガスを点ければ、以前のツェルトだとすぐ内部は温まったものだが、f社のツェルトではそれほど温まらない。透湿性がある幕だからか。
一陣の強風が吹き付け、幕が揺られたと思ったら、パラパラと幕にあたり始めた。外を覗くと雪だ。予想よりずいぶん早く天候が崩れだしたが、すでに幕の中だ、ゆっくりゆっくり過ごせばいい。
次にできあいの静岡おでんのパックを切ってフライパンに投入する。沸騰し湯気がもうもうと湧き上がりだす。ん、それなのに幕に水滴ができない、恐るべし!透湿性!! 以前の幕だと水滴ができて落ちてきてることだろう。
すごいですね。
私の簡易ツエルトは寝てると水が滴り落ちてきます。
文明の利器だなあ。
尾根から登山ポストのある林道に飛び出すが、少しの林道歩きでそのまま尾根通しで林道に飛び出すことなく、朝の道に出合い駐車地へ。駐車地ではみぞれ交じりの雨、大急ぎで車の中に飛び込んだ。
こんな荒天の日だったが、静かな山をゆっくりと楽しめて好日なりですた。
お疲れ様でした。
まあ、静かといえば静かですが・・
大荒れといえば大荒れです。
わりばし