こんなに痛い山歩きは多分初めてだろう。
【日付】 2017年1月9日(月)
【山域】 高見山地
【メンバー】 単独
【天候】 ガス
【ルート】 青少年旅行村第4駐車場 7:10 - P1102避難小屋 8:20 - 三峰山(三角点P1235.2) 8:40 - 平倉峰 9:10 - 三峰山 9:40 - 駐車場 10:50
昨日の雨は山では雪だっただろうと考えて、三峰山でスノーシュー第二弾にすべく。
ところが、国道や駐車場から見上げる山頂方面はガスで様子が判らない。
こうなるとスノーシューを担ぐかどうかは賭けになってしまう。
持っていない道具は使いようがないので、とりあえず担ぐことにする。
時間が読めるこの山なら、歩荷に終始したとしても4時間以内で終わるのだから。
麓は勿論、避難小屋直下までまともな雪はない。
雨が降っている訳でもないのに、パラパラと落ちてくるのは高い木に着いた雪だろうか。
小屋を過ぎて暫くで透明感のある霧氷が現れる。
雨氷と表現されるのがこれなのかな?
稜線に乗ると、出来たばかりというような新鮮な霧氷が全開。
やっぱり風が通り抜ける稜線まで登らないと、いいものには会えないみたい。
霧氷は素晴らしいのに、雪は新雪たっぷりとは言えない寂しさ。
昨日の雨が全て雪になっていれば凄いことだろうけど、雨交じりの雪だったのだろう。
平倉峰までずっと、せいぜい10センチ程度でスノーシューの出番はない。
今日も歩荷訓練と割り切るしかないような。
それよりも風が吹くたびに機銃掃射のように降り注ぐ霧氷の欠片が痛い。
目の高さにある霧氷は新鮮で落ちそうにもないのに、高い木からバサバサと落ちて来て。
顔だけ風下に向けて歩かないと危ないくらい。
ヘルメットと耳当てで保護されている部分はいいのだが、頬は容赦なく叩かれるし、大きな欠片が当たると腕も痛い。
本物のブリザードには遠く及ばないだろうけど、初めて見るような光景で。
- 落ちまくりの霧氷の欠片
3連休最終日なのに駐車車両も少ないし、出会う人もそんなに多くなかったのは良かったのだけど。
雪の少なさがやっぱり気になるところだ。
https://goo.gl/photos/uhQuEZUFgVopvvcr6