近頃は・・・・とてつもなく暑い!・・・山猪さんの言葉であるが確かに今年は異常だ、このままでは夏バテしそうなので早々に鍛えよう。そんな思いも有り、緑濃くなったブナ林も見たいと予定したのが今回のコースなのだ。
千石林道を上がりヒキウス平に上がって、明神平から薊岳までしっかりブナが楽しめる予定だったのだが・・・。
【 日 付 】2011年7月3日(日)
【 山 域 】台高
【メンバー】Один (おっとorzじゃないよロシア語だぜ)
【 天 候 】晴れ後曇り一時雨
【 ルート 】里川水路横P7:00-ヒキウステーブルランド10:15-P1394 11:00-前岳12:00-奥峰13:00-15:05
今日は朝から曇りの予報で有ったが飯高に向かうと徐々に晴れ良い天気になってくる、栃川で橋を渡ると新しい「いじけ小屋」が建っているではないか、道路工事の為の立ち退きじゃなかったんだね。
蓮に入り里川の横の広場に車を止める、以前の指定席はヌタハラ橋の手前だったのだが、地道を走りたくないので最近はここが指定席になってしまった。準備を済ませ歩き出す、朝の山の香りは最高だと深呼吸をしながら歩く、すぐ右手の植林地は降りてこれそうな尾根だなとながめていく、道脇に咲くのはホタルブクロにギボウシ
、ヤマアジサイなど。
歩く間に朝日が射し込み出した、千石林道のゲートに着く頃には暑くてたまらなくなった、この分じゃ今日は暑さとの戦いになりそうな予感、陰を拾いながら林道を歩く、滝のかかる所で頭から水を被る、やっぱり水のそばは涼しいな。でも今日も尾根歩きだよ。
林道を終点まで歩き赤クラ滝谷の左岸から上がりP1353西のピークに上がる予定だったが長い林道が嫌になり二つ目のヘアピンで東に寄った所から植林地を横切り尾根に乗った、この尾根は以前一度上がった事が有る。ヒキウス平の東端、ヌタウへの下降尾根との分岐になるところにあがっていくのだ。
途中岩も有るがたやすく巻けるし、自然林歩きなのがいいのだ、しばらくで広い山腹になる、両方向に小尾根は有るがどちらを上がっても同じ所に出る、ここは過去に崩壊でもしたのだろうか小尾根が本来の山肌なのではと思えるようなところだ。適当に上がってヌタウの展望を見ようと東の尾根に寄る。暑くて汗が噴出してくる、タオルで汗を拭き肩から掛けた、落としそうだが落とせば判るだろうの気持ちだった。ヌタウ側は厳しい地形になってきているが降りられそうなところも有る、何故かこんな所に興味を引かれるのは何故だろう。
- ヌタウを臨む
しばし登って汗を拭こうと思ったらタオルが無い!探しても無い!予備も持たない!、この先行程長いのにこれは不快な歩きになりそうだ。仕方なくザックを降ろし探しに下る、尾根筋を歩いた所は分かるがそれより下の山腹を適当に歩いた所はルートももう判らない、15分ほど下ったが無い。こんなに下では無いと思うしもう諦めて戻る事に、こんな時は以外にザックに引っかかってたりする時も有るよな。探しながら上がるがやはり無い、ザックが見えたと思ったら5m程手前にタオルが落ちていた、こんなに近くに、それも自分が踏んだ跡が付いていた。落ち葉に良く似た色のタオルだった、暑さで朦朧となっていたのかここで30分以上のロスタイムとなった。
標高をあげる程に虫も多くなってくる、ネット服を着るが、肌にネットがひっつく所はやはりさされてしまう、それに髪の毛をスポーツ刈りにしたのが災いだ、ネットのフードの上から集中攻撃だ。
疲れ気味でヒキウス平に上がった、奥峰には人影は無いようだ。セミの声と濃くなった緑がまぶしい、これで虫がいなけりゃ最高なんだけど、落ち着かないままP1394へここでパンを頬張る、時間は11時だ薊岳までは到達できる時間ではないが途中の二重山稜のコバ地辺りまで行きたいなと明神岳方向に向けて歩き出す。そこで今日はじめての人に出会う、若いカップルだ奥峰に行くのだろうか地図を広げて確認していた。
- 緑色恋ヒキウス平
明神岳をトラバース、この辺りのブナは細いけど本数も多いので中々良い感じ稜線に戻るとツツジがまだ沢山咲いているこれがオンツツジなのだろうか?前岳に付くもやはり虫が多い上に奈良県側から暗雲がやってきている、意気消沈で来た道を戻る。途中で雨が降り出した、スコール状に降ってくるので慌てて合羽を着るが5分も経たない内に晴れ間が見えて来て蒸れに堪らず合羽を脱ぐ。カップルの帰路に出会うかなと思うも会わずに奥峰着、奥峰にも誰も居ない、ヒキウス平を見ると2劇場にカップルが居るよ、虫がえらいのか、泊まるのかツェルトを張っているよ。私も虫除けでツェルト張ろうかなと思ったけど虫は除けられても、蒸は除けられないだろうと止めたのだった。
- 明神の森
虫の攻撃に耐え昼食を取る、片付けるまもなく再びのスコールで慌てて合羽を着る、先ほどまで見えていたヒキウスは完全にガスの中となってしまった。酷くなる前に下山しようと桧塚に向かうと又晴れだしてガスの晴れ行く景色を楽しむ。笹原には鹿の群れが餌を食んでいる、見ていると可愛く尻尾をしきりに振っている、耳も動いているね、時折首を腹に廻したり、判ったあれは虫を追い払ってるのだ、ヤツらもブトに攻撃されるのだろう夜も辛いだろうなと鹿の気持ちになったのだ。
- 誰か居るぞ!どこ?どこ?
ヌタハラ林道へのコースを降りていく最後の植林道ではヒル長靴に付いて来る、雨をもらったから元気づいたのか、歩いているのにどうやって取りつくのだろうと止まって見た、あちらこちらに沢山居るではないか靴に登ってくるのを眺めてたらもう片方はもう上まで来ているよ早いんだね。慌てて弾き飛ばして歩き出した。植林小屋は又使うのだろう新しいトタン板を張っている、間伐作業でもするのだろう。
夫婦滝の展望広場に出たが今日は誰も上がってないようだグ~さんまだ自粛なのかな?
林道を下りだす、この分じゃ3時半を回りそうだな、予定より時間が掛かってる、朝見た尾根はどこから降りるのかな?林道が尾根を乗り越す所、zippさんが蓮に降りる古道が有ると言っていた、道形が有るのは確認しているがここから尾根にも入るみたい、ここを降りよう。植林と自然林の境を下っていく、途中降りにくい所も有るが回りこんで下ると植林地が続く左に里川が見えてきた、水路には鉄橋がかかり山の家跡地に続と思われる道が有る、もしかしてzippさんが言ってた古道とはこれだったのかな?(地図をもらったはずだが保存しなかったのか見当たらないや)いずれにせよこれは近道だった、ばっちり車の後ろにピンポイントでした、雷も鳴り出しまたポツリポツリと当たり出した、滑り込みセーフ。集落跡を過ぎた所まで下って谷に下りスッポンポンで行水、道は直ぐ上だけど誰も通らないさ。拭いていると雨が酷くなってきたパンツのままで車に戻る、と軽トラが一台
通っていった、お~危ない所だったねこれもセーフ!
走り出すと集中豪雨となってきた、道路は冠水もあり道路法面からも水が流れ落ち、至る所で濁り水がダム湖に流れ込んでいる、水かさも増えだしたもう少し見てたら濁流が来るのかな、がけ崩れはいやだね離れよう。早く降りてきて良かった近道尾根のおかげでした、あのカップルはどうしたのだろう。
着替えれば彼方此方虫にやられてる、あの虫がブトなんだね、かじるから赤い咬み傷が出来るんだ、その周りは3センチくらい赤くなってる、腕だけで6ヶ所位やられてる、きっと頭の毛の中も赤くなってるのだろう、早く免疫できないかなかゆいよぅ~。
- 陽性反応?
夕立雲と一緒に走ったのか家に着くまで雷雨の中を走ってました。これで暑さに向かう体力付いたかな、なんかバテたみたいだけど
近頃は・・・・とてつもなく暑い!・・・山猪さんの言葉であるが確かに今年は異常だ、このままでは夏バテしそうなので早々に鍛えよう。そんな思いも有り、緑濃くなったブナ林も見たいと予定したのが今回のコースなのだ。
千石林道を上がりヒキウス平に上がって、明神平から薊岳までしっかりブナが楽しめる予定だったのだが・・・。
【 日 付 】2011年7月3日(日)
【 山 域 】台高
【メンバー】Один (おっとorzじゃないよロシア語だぜ)
【 天 候 】晴れ後曇り一時雨
【 ルート 】里川水路横P7:00-ヒキウステーブルランド10:15-P1394 11:00-前岳12:00-奥峰13:00-15:05
今日は朝から曇りの予報で有ったが飯高に向かうと徐々に晴れ良い天気になってくる、栃川で橋を渡ると新しい「いじけ小屋」が建っているではないか、道路工事の為の立ち退きじゃなかったんだね。
蓮に入り里川の横の広場に車を止める、以前の指定席はヌタハラ橋の手前だったのだが、地道を走りたくないので最近はここが指定席になってしまった。準備を済ませ歩き出す、朝の山の香りは最高だと深呼吸をしながら歩く、すぐ右手の植林地は降りてこれそうな尾根だなとながめていく、道脇に咲くのはホタルブクロにギボウシ
、ヤマアジサイなど。
歩く間に朝日が射し込み出した、千石林道のゲートに着く頃には暑くてたまらなくなった、この分じゃ今日は暑さとの戦いになりそうな予感、陰を拾いながら林道を歩く、滝のかかる所で頭から水を被る、やっぱり水のそばは涼しいな。でも今日も尾根歩きだよ。
林道を終点まで歩き赤クラ滝谷の左岸から上がりP1353西のピークに上がる予定だったが長い林道が嫌になり二つ目のヘアピンで東に寄った所から植林地を横切り尾根に乗った、この尾根は以前一度上がった事が有る。ヒキウス平の東端、ヌタウへの下降尾根との分岐になるところにあがっていくのだ。
途中岩も有るがたやすく巻けるし、自然林歩きなのがいいのだ、しばらくで広い山腹になる、両方向に小尾根は有るがどちらを上がっても同じ所に出る、ここは過去に崩壊でもしたのだろうか小尾根が本来の山肌なのではと思えるようなところだ。適当に上がってヌタウの展望を見ようと東の尾根に寄る。暑くて汗が噴出してくる、タオルで汗を拭き肩から掛けた、落としそうだが落とせば判るだろうの気持ちだった。ヌタウ側は厳しい地形になってきているが降りられそうなところも有る、何故かこんな所に興味を引かれるのは何故だろう。
[attachment=4]IMG_3361.JPG[/attachment]
しばし登って汗を拭こうと思ったらタオルが無い!探しても無い!予備も持たない!、この先行程長いのにこれは不快な歩きになりそうだ。仕方なくザックを降ろし探しに下る、尾根筋を歩いた所は分かるがそれより下の山腹を適当に歩いた所はルートももう判らない、15分ほど下ったが無い。こんなに下では無いと思うしもう諦めて戻る事に、こんな時は以外にザックに引っかかってたりする時も有るよな。探しながら上がるがやはり無い、ザックが見えたと思ったら5m程手前にタオルが落ちていた、こんなに近くに、それも自分が踏んだ跡が付いていた。落ち葉に良く似た色のタオルだった、暑さで朦朧となっていたのかここで30分以上のロスタイムとなった。
標高をあげる程に虫も多くなってくる、ネット服を着るが、肌にネットがひっつく所はやはりさされてしまう、それに髪の毛をスポーツ刈りにしたのが災いだ、ネットのフードの上から集中攻撃だ。
疲れ気味でヒキウス平に上がった、奥峰には人影は無いようだ。セミの声と濃くなった緑がまぶしい、これで虫がいなけりゃ最高なんだけど、落ち着かないままP1394へここでパンを頬張る、時間は11時だ薊岳までは到達できる時間ではないが途中の二重山稜のコバ地辺りまで行きたいなと明神岳方向に向けて歩き出す。そこで今日はじめての人に出会う、若いカップルだ奥峰に行くのだろうか地図を広げて確認していた。
[attachment=3]IMG_3373.JPG[/attachment]
明神岳をトラバース、この辺りのブナは細いけど本数も多いので中々良い感じ稜線に戻るとツツジがまだ沢山咲いているこれがオンツツジなのだろうか?前岳に付くもやはり虫が多い上に奈良県側から暗雲がやってきている、意気消沈で来た道を戻る。途中で雨が降り出した、スコール状に降ってくるので慌てて合羽を着るが5分も経たない内に晴れ間が見えて来て蒸れに堪らず合羽を脱ぐ。カップルの帰路に出会うかなと思うも会わずに奥峰着、奥峰にも誰も居ない、ヒキウス平を見ると2劇場にカップルが居るよ、虫がえらいのか、泊まるのかツェルトを張っているよ。私も虫除けでツェルト張ろうかなと思ったけど虫は除けられても、蒸は除けられないだろうと止めたのだった。
[attachment=2]IMG_3390.JPG[/attachment]
虫の攻撃に耐え昼食を取る、片付けるまもなく再びのスコールで慌てて合羽を着る、先ほどまで見えていたヒキウスは完全にガスの中となってしまった。酷くなる前に下山しようと桧塚に向かうと又晴れだしてガスの晴れ行く景色を楽しむ。笹原には鹿の群れが餌を食んでいる、見ていると可愛く尻尾をしきりに振っている、耳も動いているね、時折首を腹に廻したり、判ったあれは虫を追い払ってるのだ、ヤツらもブトに攻撃されるのだろう夜も辛いだろうなと鹿の気持ちになったのだ。
[attachment=1]IMG_3454.JPG[/attachment]
ヌタハラ林道へのコースを降りていく最後の植林道ではヒル長靴に付いて来る、雨をもらったから元気づいたのか、歩いているのにどうやって取りつくのだろうと止まって見た、あちらこちらに沢山居るではないか靴に登ってくるのを眺めてたらもう片方はもう上まで来ているよ早いんだね。慌てて弾き飛ばして歩き出した。植林小屋は又使うのだろう新しいトタン板を張っている、間伐作業でもするのだろう。
夫婦滝の展望広場に出たが今日は誰も上がってないようだグ~さんまだ自粛なのかな?
林道を下りだす、この分じゃ3時半を回りそうだな、予定より時間が掛かってる、朝見た尾根はどこから降りるのかな?林道が尾根を乗り越す所、zippさんが蓮に降りる古道が有ると言っていた、道形が有るのは確認しているがここから尾根にも入るみたい、ここを降りよう。植林と自然林の境を下っていく、途中降りにくい所も有るが回りこんで下ると植林地が続く左に里川が見えてきた、水路には鉄橋がかかり山の家跡地に続と思われる道が有る、もしかしてzippさんが言ってた古道とはこれだったのかな?(地図をもらったはずだが保存しなかったのか見当たらないや)いずれにせよこれは近道だった、ばっちり車の後ろにピンポイントでした、雷も鳴り出しまたポツリポツリと当たり出した、滑り込みセーフ。集落跡を過ぎた所まで下って谷に下りスッポンポンで行水、道は直ぐ上だけど誰も通らないさ。拭いていると雨が酷くなってきたパンツのままで車に戻る、と軽トラが一台
通っていった、お~危ない所だったねこれもセーフ!
走り出すと集中豪雨となってきた、道路は冠水もあり道路法面からも水が流れ落ち、至る所で濁り水がダム湖に流れ込んでいる、水かさも増えだしたもう少し見てたら濁流が来るのかな、がけ崩れはいやだね離れよう。早く降りてきて良かった近道尾根のおかげでした、あのカップルはどうしたのだろう。
着替えれば彼方此方虫にやられてる、あの虫がブトなんだね、かじるから赤い咬み傷が出来るんだ、その周りは3センチくらい赤くなってる、腕だけで6ヶ所位やられてる、きっと頭の毛の中も赤くなってるのだろう、早く免疫できないかなかゆいよぅ~。
[attachment=0]IMG_3458.JPG[/attachment]
夕立雲と一緒に走ったのか家に着くまで雷雨の中を走ってました。これで暑さに向かう体力付いたかな、なんかバテたみたいだけど :cry: