【 日 付 】2011年6月12日(日)
【 山 域 】 台高
【メンバー】あろん←通さん風
【 天 候 】くもり
【 タイム 】駐車地スタート8:10-山頂10:00~10:30-駐車地13:15
AさんがHPで紅玉の写真を載せていた、まだ蕾なので今日あたりは咲いているだろうと思ったが、場所が全く判らない、情報といえば山域は台高と添付された標高のログくらいだ。
これから山を特定しなければならないのだ、ここは秘密兵器を使おう。データを入力すると候補の山をあげてくれるソフトが有る、登山口の標高 山や、目的地の高さを入れると3件の候補がはじきだされた。三択か~、ではこれを選らんでみよう吉と出るか凶と出るのか?
選択した山裾の集落にやってきたが登山口を探して行ったり来たり、やっと見つけたが道が細くて車を止める場所が無くかなり手前の広場まで戻って停めた。
山に入る林道を行くとフェンスのゲートが閉まってる、このあたりは鹿害が多いのか田圃、畑もすべてネットの中になっていて、集落にもこんなゲートが沢山有る様だ。チェーンを外して入り再び閉めていく。
林道の途中から植林中の沢沿いを登り縦走路の峠に出た。この辺りからヤマシャクの葉を捜しながら登ると、それらしきを見つけたが蕾、花は全く無い、もしかして白玉かもと進むと、一つだけ花を付けていた、初めて見る紅玉だ。これで予想は的中の予感がしてきたが、それからは中々見つけられずに登っていく、登山道の脇には無いのかもなんて気もよぎる。
開けた所に出るとこれから向かう三角点峰が見える、曇り空では有るが視界は効き遠い所まで見通せる、台高の稜線も良く見える。レンゲツツジも咲くがこれは植栽かも、石楠花も有ったけど、細葉なのできっと過去に植えられたものなんだろう。
途中でも紅玉が有ったけど未だつぼみ、これも2株だけしかないのでもしかして紅玉も植えられたものなのかななんて気持ちになってくる。
最後の急坂を登り切ると目的地だ、上には人の姿が見え隠れしている、咲いている紅玉発見、写真を撮り上に上がると彼方此方に咲いているではないか、丁度見頃ではないか、山の予想もばっちり当たりだね。あんなソフトなんて有るわけ無いよ単なる山感だったのだ
でもこれで山名は入れられなくなったみたい。
だから今回はミステリー山旅ね
上に居た方としばらく話す、昨年より少し早く咲いたとか。下から人が上がってくる途中で長く撮影しているみたいだ、上にあがればいっぱい咲いてるのに。
帰りは三角点峰を通り過ぎ下の谷に下り。すこし登り返して破線道の尾根を下る予定。予定コースはほぼ植林地このあたりは自然林が少ない。下に池を見つけ降りたりしながら下降尾根にのった、一旦林道に出て上り返す、林道には軽トラが一台、倒木だらけの植林帯をトラバース気味に稜線を目指していると、年配の男性が歩いている、驚かせるといけないので、遠くから声を掛ける、道も無い荒れた植林帯で人に出会うなんて思ってもないだろう、山の主なのか山の様子を見に来たと言っていた。勝手に入ってすみませんと言って別れた。
破線道の尾根に出た、広く作付けしないで道が付いている、破線道はピークを巻くが実際はピークを踏んでいる、昔の木馬道をしるしているのかもしれない。途中でツツジが沢山咲いているので下って行く、植林中なのだがこれも違和感有り、植えたのかな?
稜線に戻り昼食、地形図を確認しょうと探すが無い、良く探しても無い、けっきょく来た道を戻って探したらツツジの側に落としていた。
尾根先端の分岐で地形図、GPSとにらめっこ、明らかなルートは違う尾根、下る尾根は判り難いなぁとそちらに修正、しばらくしてもう一度確認するとやはり明瞭な方が正解だった、トラバースで戻る、まぁどこでも降りられそうな所だったのだが。
山間の田圃に出て集落に、やはりこちらにもゲートが付けられていた。朝登山口探しで走り回った道を歩いて車に戻った、戻ると雨がパラパラと降り出した、早く降りてきてよかった。