おはようございますzippさん。
上記の掲示、未だ林道ゲートが閉まったままであるのとは関係なく、予定通り取水堰に降りて入渓した。
明るい堰上の河原を少し進めば、暗い廊下状になって豪快な不動滝(※)が瀑流を落とす。イズミ谷出合付近まで続くちょっとしたゴルジュの始まりだ。
この滝は左を登る、その岩場にはイワタバコが咲き始めている。
教えてもらったとおりこの滝は、迫力がありました。
車ほどの大岩にかかる岩間滝多数を適当にあしらいながら行くと、釜に三筋の小滝が落ちる奥に大岩のトンネルが現れた。釜を右岸から巻き、トンネルを潜る。
二つの小滝が大きな釜に注ぐのを見て、やっと誉橋下に到達した。時計を見るともう10時前!
記憶にないなあと思いましたが、写真にありました。
アルチューハイマーか?
で、やっとたどり着いたワサビ谷出合。本谷と分ける出合は苔生した岩山。ワサビ谷は両岩狭まり、釜に小滝が続く。
釜に入り小滝を登ると、波打つ苔生した岩盤に滝。倒木を利用すれば最下段は登れるかなと思うものの、見えないその上は登れないので巻だ。
左岸泥付は倒木が煩そうなので右岸の岩場を登って登山道に登ろうとしたのだが、ネットが張られていることを忘れていた。
ネットを掴むとネットに溜まっている岩モロトモ谷底かと恐怖を感じながら下流側にトラバースしていると、上流側に回ったびぃちゃんがいつの間にかネットの上にいた。ネットの下を潜れるところがあったのだった。
ネットの記憶はないけど、ここめんどくさいですよね。
ここからは小滝を快適に登って行ける。左岸岩盤沿い小滝は、とっかかりはないが突っ張って登る。
そして極度に両岸迫った溝状の釜を持った3mは、両手両足つっぱてシャワーを避けて登ろうとするのだが、苔が生え滑りその上右足が吊りかけて、あえなくドボン。
折り合い悪く、右から巻いたびぃちゃんが笑って見てて、親切にスリングを差し出してくれた。スリングを差し出されても…、頭から滝身に入らなきゃ手掛かり足がかりもないのに。ここまできて頭から水を被って全身ずぶ濡れなろうとは!
出合から登山道で帰ったのでドボンの滝は行ってないや。
びぃちゃん持参のウナギの蒲焼やらウ巻をアテにアワワが進む。しし唐なんぞも焼いていつの間にか2本開けるころには、雨も本格化。そなえあればうれひなし、「平和主義」に積極的」等形容詞は自らの本性を隠すための鎧だよな!(^^)。
人間なんてそんなもんです。
新美南吉が心にしみる五十代かな。
わりばし