なんとまぁ早くも梅雨入りだって、昨年よりも17日も早いとか?
今週は雨でもシロヤシオを見に行くぞのつもりであったのだが・・・。
朝起きるとやっぱり雨、カミサンが「午後からは大雨だとTVで言ってたよ」だってさ、あまり降ってないようだけど今日は諦めよう。来週高い所に行けば未だ大丈夫だろう、の気持ちになった。
さて今日はどうしたもんか、そうだ朝熊山のジングウツツジでも、見に行こう、少々遅いかもしれないけどまだ見られるだろうと出かけた。
【 日 付 】2011年5月28日(土)
【 山 域 】伊勢
【 天 候 】小雨
【タイム】10時~ 15時50分
神宮支庁の手前から宇治岳道の入り口に駐車、長靴、合羽に、傘をさして出発、登り始めると薄黄色い花が目にとまる、このあたりでは良く目にする花だが名前は知らない、気にしだすとそこらじゅうに咲いている。
しばらくでジングウツツジのお出迎え、まだまだ見頃ではないですか、あまり優美な花ではないけれどしっとりというかびっしょり雨に濡れて濃い桃色の花を付けている。
初めはさわやかに歩き始めたが、直ぐに汗ばんで来る、シャツを一枚脱ぎ速乾Tシャツに合羽だけにする、傘もさしているのであまり濡れて来ない、今日はこのまま濡れずに戻れる様にヤブには入らずに行きましょう。
写真を撮りながら歩いていると、突然後から若者が走って来てびっくり、駅伝のトレーニングをしているようだ、濡れながらはしって登って行った、少し遅れてまた二人が走っていく、雨なのに頑張ってるね。
楠部道分岐から一宇田茶屋跡辺りまでの水平道は私の好きな所、この辺りはジングウツツジがずっと続くが、一宇田の頭を巻く道に入ると植生が変わるのかまったく見られなくなるが再び伊勢志摩スカイラインの上を渡る清水橋を渡るとまたジングウツツジは現れだす。まだ上の方では蕾も有るのでもうしばらく楽しめそうだ。
レストハウスまで行き昼食、閉鎖中のレストランの前でおにぎりを食べる、少し寒いので暖かいコーヒーを自販機で買う、こんな日は開店休業のような売店に少しでも貢献していこう。
帰りは山頂に寄り、ケーブルカーの山頂駅に寄っていく、ただでさえ不気味な廃墟なのにこんな日は格別だ、何かが潜んで居そうな所を通り上の展望台の跡にでた。
後は来た道を帰ろう。のはずだったのだが楠部道分岐を過ぎ途中から稜線に上がるテープが付いているので上がって行く、背の高い木は無くアサマツゲの多い所、ツツジも多く中々いいなぁと登るとやがて踏み後は細くなりブッシュが茂るようになった、傘もさせずにヤブを漕ぐ、以前辿った事は有るのだが記憶が薄れている、P211には岩井田山のプレートが付けられている、ここから降りる尾根を間違ったのか陸上競技場から賑やかな声が聞えてくるようになった。これはまずいとルート探し、サルトリイバラに引っかかるわ、ブッシユで進めないわで、もう頭からずぶ濡れになってきた、傘を差さないと合羽の中まで滲みてくるのだ。
ブッシュの中にはシライトソウも咲いているがもうカメラを出すのも面倒になってくる、そんな中変わったリンドウが目に付いた、花びらが2枚しかないのだ、一応画像に納めた。(よく考えたらこれは種がはじけた後だった、以前鑑定サイトで教えてもらったのを思い出した)
一旦P211に登り返し方向を修正したつもりだがやはり違う方向に降りている、まぁいいかと降りていくと五十鈴トンネルの入り口の売店の駐車場に出た、以前下った事の有る所だった。ズブ濡れになったタオルを絞りながら車まで歩いて行く。あ~あこんなはずじゃなかったのに。
明日はナンマンダブが入ってしまったので山には行けない、と言うか明日も雨なのだろう、諦めもつきますね。