「日付」平成25年2月17日(晴れ)
「山名」御池岳テーブルランド
「メンバー」単独
「コースタイム」6:50藤原簡易駐車場~7:00山口巡視路入口~8:00子向井山~8:43白船峠分岐~白船峠~10:00真の谷~11:20テーブルランド~11:54ボタンブチ
~幸助の池~12:46丸山~13:10青のドリーネ~14:00真の谷~14:44白船峠~16:30巡視路出口~16:40駐車場
藤原簡易駐車場に車を置いて、取り付きはいつもの巡視路から
しばらく急坂を登って行き、谷沿いの道に入りそうになると左手の斜面を登っていつものようにショートカットした。
尾根に上がってもしばらくは雪はなかったが子向井山あたりから雪が増えてきた。
2つ目の鉄塔を越えて、ひと登りで白船峠に向かう分岐に出るが分岐にはテントが一張りあった。こんな下でテントを張るなんてよほど出発が遅かったのか・・・
ここから白船峠トラバース道に入る。小尾根を乗越したトラバース危険個所ではピッケルを使い難なく通過した。ピッケルの使い場所はここしかないけど役に立った。
白船峠の手前まで来ると、年配のグループが休憩していた。聞けばテントの主らしいがテーブルランドまでは厳しいので白船峠で引き返すと言う。何と勿体ないことか
ここからラッセルとなるのでスノーシューを装着。
白船峠を越え、谷沿いを歩き真の谷に着くと、ここでテーブルランドで前夜テン泊したという年配の女性グループに会った。
聞けば昨夜は3組のテント泊まり組があったらしい。何と賑やかなことだろうか
昨年11月にイブネでテン泊したことを思い出した。
さて、いよいよ核心の真の谷からの登りであるが、ここはトレースがあり助かった。
ふうふう言いながら登って行くと上から妙齢の単独女性が下り来て、ザックが大きいので「テントですか?」と聞くと「はいそうです。」とのこと。
霧氷が綺麗だと言うので期待して登った。
3年前の「女神降臨」の時は無心で登っていると頭の中でクラシックが聞こえたものだが何故か今日は「ハニハニ☆彡」が聞こえてくる。
そうこうしているうちにテーブルランドの稜線が見えてきた。あとひと登りでテーブルランドと思うと嬉しさが込み上げてくる。
やっとの思いでテーブルランドに上がって見ると空はどんよりとして霧氷もイマイチ(-_-メ)まあこんなもんか・・・
灰色の青のドリーネを通って、ボタンブチに行きNさんに手を会わせる。
風が冷たかったので少し戻って幸助の池でランチをしていると急に空が明るくなって来た。
急いで身支度をして外に出ると奥の平の上空に青空が広がっていた。
その後山頂に向かって見ると辺り一面の霧氷が白く輝いて綺麗である。(^◇^)
やはり青空だと霧氷が冴える。思わずシャッターを何度も押す。
山頂では数人の登山者が歓声を上げていた。
ここから東側の樹木は白く輝いて美しかった。
山頂からの下りは白く輝く霧氷を眺めながらスノーシューの足取りも軽く最高の気分である。
途中、神の庭園(勝手にそう呼んでいる)を過ぎ青のドリーネに着くと、ちょうど光線の加減でドリーネが影を作り綺麗に見れた。
やっと久しぶりに綺麗なドリーネに出会えて感無量であった。
近くに行って写真を撮っていたら、少し離れてドリーネを眺めていた人達から「きれいなドリーネに足跡を付けたらイカンがね」とやんわりと注意された。
時間は13時20分であったが彼らはこれからボタンブチに向かうと言うので少々心配したが日が長くなったので大丈夫だと言っていた。
きれいな霧氷に囲まれた・1194のコブを通り、テーブルランドの淵まで来ると天国に来たような夢のひと時はフィナーレを迎える。
帰りは後ろ髪を引かれるような思いで、来た道を戻りました。
白船峠へ登る少し手前で以前西尾本で見た丸い銅版のようなものを初めて目にすることが出来ました。
宮指路