山日和さん、こんばんは。
> 「アンダー1000」ですか。U-23日本代表みたいですね。
> 庄部谷山は一般よりやぶこぎ内部の方がはるかに名前が通っているでしょう。
さすが、サッカーファンならではの発想ですね。
私の住む京都府では、最高峰が皆子山の971.5mなので、全部1000mに満たない山です。
http://kyoyama10.exblog.jp/
私も、やぶこぎと付き合うようになってから、庄部谷山の存在を知りましたから。
草川さんも「野坂山地の庄部谷山と言われても、分かる人は少ないかもしれない。」と書いて
いますよ。
> へえー、そうなんですか。私が甲森谷の名前を知ったのも草川さんの本でした。但し、そこには谷そのものの紹介は
> ありませんでしたが。谷の奥に広がるゆったりとした地形を見て、何かあるかもしれないと出かけたのでした。
そうでしたね。「近江 湖西の山を歩く」という本でしたよね。
この本には、芦谷岳と庄部谷山の2つの項目で紹介されています。横谷川を遡行するのは、芦谷岳の方ですね。
が、ここに書かれているルートは尾根ルートです。実は、このルートを歩いたことがあります。三角点のあたりまで
は順調でしたが、その先からはやぶ漕ぎになりました。ただ、大きなブナが見られました。地図には甲森谷の記載
がありましたが、紹介はありませんでしたね。
> この名前には批判的な声もあるようですが、私が初めて足を踏み入れた時の驚きを表わす直感的なネーミングでした。
> 別にこれを一般的な名前にしてほしいとは思ってないんですが。しかしこの森はまさに「WONDER」だと思います。
いえいえ、ネーミングはぴったりだと思います。草川さんは、こう書いています。
「滋賀県の朽木でトチの巨木を調査しており、トチとともにカツラの巨木の続く谷には出合ったことがなかった。
近年、多くの原生の森が消滅してきたが、こんなにも美しい森と出合えたのは奇跡のように思えた。ここ何年か
で、この庄部谷山にも何度か訪れており、尾根上に素晴らしいブナ林が広がっているのは見てきたが、こんな
にも美しい谷に出合えるとは思いもしなかった。・・・山々の襞からしみ出す水の流れに立つカツラ、山と水の国
日本の源流の山々には、こうした風景が普通に見られたのかもしれないが、今、こんな風景を目にする森という
のは、不思議の森としか、言わざるを得なくなってしまったのだろうか。」