おはようございます、WinRiverさん。
うす暗い中準備をしている方がいたが、その横を通り過ぎ林道終点のロープが無い事を理由に、
もう少し走りその先の広い空き地に駐車した。
デブリや落石で一般車は多分入ってはこれないと思うが。
この林道は雪の下に落石がけっこうあるので要注意です。
雪質も良く20cm程沈む所もあるが歩きやすい。辺りもブナ林に変わり気持ち良い。
時より吹く風が冷たいのでウィンドブレーカーを着る。
前山手前の1200m辺りで先行者の男女のペアが休憩を取っていて、トレースのお礼を言って先を行く。
ここからトレースが無いので稜線に近い所を適当に登る。
途中先行されていたアイゼンで登ってた方と合流する。直線でショートカットで登った方が楽だった。
その方を先頭に暫く行くと、窪地になっている所にテントが一張り有った。
そこから新たなトレースが有り、そのトレースを利用させて頂く。
雪質もいいしトレースも少しだけでいい感じですやん。
ここからは一旦下降して登り返す。山頂に近付くにつれ大きな白い壁が見えてきた。
暫く進み最後の登りに取り掛かると3人のご年配の方に追いついた。テン泊の方達だった。
2人用のテントの大きさだったので、3人で宿泊されていたのか驚いた。
先を行かせて頂き、最後の大きな壁の急勾配に挑む。
雪質はガチガチの氷になっている場所も有れば、そこ上に雪が積もり、踏むと表層雪崩みたいに崩れ
スノーシューではなかなか進まない。アイゼンに履き替えようと思ったが、急斜面でもう少しで山頂なので我慢して登る。
最後の勾配の斜面は登れないだろうと、少し傾斜が緩くなっている左から巻いて山頂に到着した。
山頂で先行者の男女のペアにお礼を言った。鈴鹿周辺にお住まいの方だった。
アイゼンで単独で登って来た方は一宮の方だった。
最後のひと踏ん張りです。
私の時はトレースも無かったのでホゲーと巻き気味で登ったような。
それにしても人多いですね。
ヤマレコ恐るべし。
まだ時間は11時過ぎ。磯倉を目指すかニャルさんに相談するが、
「行く事は出来ても帰りの体力が心配」、「待ってるので行って下さい」との事。
実は私も最後の登りで太腿に違和感が有って、来週の事も有るので磯倉は今度トライする事となった。
時間的には大丈夫ですね。
見えていてもしっかり1時間はかかります。
能郷白山神社と徳山村とは祭礼の際の深いつながりがありました。
磯倉は徳山村の玄関口になるのでより深く徳山を感じられます。
下山は壁になっている斜面から下降したいと思い、端まで行って見たが下が見えない。
ほぼ直角に近い角度の斜面だが大丈夫と思い下ったが、ガチガチの氷の上に雪が積もっていて
そのまま10mほど雪ごと滑り落ちた。結局登って来たトレースに戻り安全に下った。
パートナーが違和感のある時に余計なことはしない方が・・
雪の状況次第では大事です。
最後の前山の登り返しで、太腿の違和感が痛みに変わり大事を取ってゆっくりと下山する事となった。
お疲れさまでした。
ご無事でよかったです。
わりばし