山日和さん こんばんは。
【日 付】2019年7月13日(土)
【山 域】湖西 針畑川源流域
【天 候】曇りのち雨
【メンバー】sato、山日和
【コース】西谷出合8:30---9:15 20m滝---11:15江若国境稜線---11:35ランチ場13:40---15:25三国岳--
-15:50ブナ原生林登山口
いつもながら、渋いっすね~
このコースみてもルートが思い浮かびませんわ・・・
安曇川上流の針畑川と言えば、釣り人にはメジャーな川ではあるが、沢登りの対象としてはネットを検索して
もまったくヒットしない。出版記念会でお世話になった小松さんに教えてもらった滝の写真を見て訪れてみたく
なった。その滝は優美に流れ落ち、一見の価値があるように思えた。しかしまわりはどうも植林くさいし、その
滝以外はどんな谷なのか情報がない。下部は平流でも源流へ詰めれば少しは沢登りらしくなるかもしれない。
とりあえず行ってみなければわからないのだ。
なるほど美しい滝の写真を見てその気になったんですね。
とても正常な感覚でございまする。
おにゅう峠へ上がる林道と別れて西谷沿いの廃林道に入った。
おにゅう峠はカメラ屋では雲海撮影スポット!!として超メジャーですね。
紅葉の頃は三脚が林立するとか・・・
ゆえに不肖Sは行ったことがありません。
けれども、このおにゅう峠と三国岳で何とかルートが分かりました。
続いて現れるのが針畑川のメインディッシュ、ココンバの滝だ。というのはsatoさんがココンバの滝ですねと
言っていたからだが、ココンバの滝というのは針畑川右俣の大倉谷にある滝だということが帰宅してから判明。
左俣のこの谷に架かる滝は名前がないのが残念だ。20mぐらいはあるだろうか。傾斜が強くないので水は滑るよ
うに優雅に流れ落ちている。
それにしても、本文の画像はもちろん、res返の画像もみな素晴らしいですね。
絶対人には会わないだろうし、こんなたきや森なら後追いしたいですね~
しかしここからが逆の誤算だった。予想に反して源流域は植林が多く、谷筋は荒れが目立つ。自然林の中を気
持ちよく詰め上がる期待は外れ、谷筋も左右の尾根も鬱陶しいことこの上ない。見上げるだけで登る意欲が失せ
てしまいそうだ。手入れされていない植林の林床はシダと潅木のヤブで、薄い杣道の踏み跡を狙ってトレース。
このマイナス要素が 全体の溯行に与える影響がどの程度なんでしょう??
短い文章の中に厳しく表現されていますが・・・
行く手の斜面上方から荒い鼻息のようなものが聞こえた。見上げると黒いかたまりがこちらを見ている。
クマだ。10mも離れていない。こちらへ来るにしてもこの斜面を駆け下りて来れば、かわしさえすればそのまま
走り去るだろうと計算して、目を離さずに身構えた。向こうも別に襲う気はない。人間が恐いのだ。
予想通り駆け下りて来たが、2mほど脇を脱兎(脱熊?)のごとく通過して行ったので身をかわす必要もなかった。
クマの姿を見た時はドキッとしたものの、結構冷静に対処できたと思う。元々クマに対する恐怖感をあまり持っ
ていないので慌てることもないのだろう。
クマに遭遇したのはこれで7回目ぐらいだろうか。satoさんは先月も遭遇して2ヶ月連続だそうだ。
ヒルは歯牙にもかけないが、やはりクマは恐いようで安心した。
2m脇ならちょいと足を掛けてやったらその場で取り押さえられましたのにぃ~
あとは、satoさんが解体、料理してくれたでしょう
SHIGEKI