今日みたいな好条件の下で山に行けた人は、きっとその幸せを噛み締めたことだろう。
【日付】 2014年2月11日(火)
【山域】 鈴鹿・鈴ヶ岳界隈
【メンバー】 単独
【天候】 これ以上望みようも無いような快晴
【ルート】 大君ヶ畑 路側帯駐車地 7:25 - 関電巡視路 - P729 高圧鉄塔 8:25 - P938 茶野 9:10 - P1130 鈴ヶ岳 10:10 - P1182 鈴北岳 11:00 - 鞍掛尾根 - 関電巡視路 - 鞍掛橋 - 大君ヶ畑 路側帯駐車地 12:50
相も変わらずの優柔不断で、このところ前夜までに行き先が決まらない。
幾つかの候補はあるものの、最終決定は起きて天気予報を見てからだ。
今日は何処へ行っても間違いは無さそうだったけど、強風予想の出ているところもある。
メモには佐目トンネル駐車場から高室山、若しくは大君ヶ畑から鈴ヶ岳と書いて家を出た。
R307からR306に入っても道路わきの残雪は少なそうな感じなので、この時点で高室山はスルー。
スノーシューハイクをしたくて此処まで来ているのだから。
巡視路入り口から少ないながらも雪があったので、スタートからシューを履く。
時々ガリッと嫌な音をさせながらも概ね快適だ。
この道は季節を変えて何回か歩いているので勝手は判っているつもり。
570メートルから720メートルの急登は雪解け時期にはズルズルで厄介なのだが、雪があれば道具との相乗効果で、しんどいながらも何とかなる。
ふと上を見ると、2頭の鹿が悠々とトラバース気味に歩いている。
こちらの存在に気付けば慌てて逃げるのが常なので不思議な感じだ。
残っている足跡を見ても、人と同じで九十九折れで登っているかのよう。
このコースは所々でカレンフェルトが現れるのだが、鹿や他の動物にとっても厄介なのだろうか?
そこには逡巡したような足跡が残っていて面白い。
進行方向に向かって展望は得られないが、振り返ると先ず真っ白な霊仙山が目に飛び込んでくる。
登るにつれて伊吹山、琵琶湖の奥に湖西や湖北の山々、そして霧氷も徐々に大きくなっていく。
あの独立峰はどう見ても御嶽山だよなあ。
となると、その左手は乗鞍岳か。
さらに登ると伊吹山の後ろに隠れていた白山がドドーン!
何だか随分久しぶりの光景で、もうお腹がいっぱいだ。
茶野からは前方に真っ白な鈴ヶ岳が見えるのだが、こちらは生憎の逆光で綺麗に写らない。
2つの鉄塔をやり過ごした頃から、さらに雪は増え霧氷も大きく育っている。
こんないいところなのに歩く人は少ないのだろう。
駐車地に戻ってみるともう一台の車が停まっていたので後続者がいたかもしれないが、鈴北岳で本日最初の踏み跡を見つけるまでは無垢の雪面を楽しむ贅沢な時間だった。
鈴ヶ岳への最後の急登をこなし、続いてヒルコバへの急降下。
初心者の頃、ここから鈴北岳への道が判らず、ズボズボ嵌りながら雪の御池谷を降りた苦い思い出がある。
今なら、雪がある時は適当に尾根芯を進めばいいと判るのだが、そんなことも知らなかったのだ。
鈴北岳頂上付近の風は尋常ではないのだろう、雪が飛ばされて地肌が見えているところも。
その割りに霧氷はしっかり着いているのだが、自然の芸術は一筋縄ではいかないみたい。
ここまで3時間35分か、テーブルランドに踏み込む元気は無いと判断し、前回のコースで下山することに。
先ほど見つけた2人分の踏み跡もツボ足、途中で出会った男性2人組もワカンを担いでいた。
僅かな雪でもスノーシューを履いてしまうのと比べると、随分と労力が必要そうだけど。
一番下の鉄塔で男女ペアが休憩中、あのお二方は何処まで行ったのだろう?
鞍掛橋には4~5台の車が停まっていたが、FFステップワゴンでは此処まで来るのは難儀だったかもしれない。
駐車地までの国道歩きも途中まで雪を拾いながらスノーシューのまま、脱いだのは500メートル手前くらいか。
余韻を楽しみながらだと苦にならないようだ。
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